こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
みなさんにとって走る上での夢ってなんですか?
夢というと何か心ウキウキするするような将来に向かって頑張ろうとする力。または実現させたいと思っている事柄。現実から離れた空想や楽しい考え…というイメージが私の中であります。
こんな風に走れるようになれたらなとか、こんな記録や結果が出せたらなとか、走りに置き換えるとこんな感じでしょうか。
私は元々プロの選手でしたから、一応自分の限界には終止符を打ったつもりです。おそらく、自分が持っているベストを更新することはもうできないでしょう。
極限まで自分を追い込むことは卒業しましたし、もうあのときのように必死で頑張ることはないと思っていました。
もうあのときのようにひとつの目標に向かって走ることはないと思っていました。
現役を引退してから数回マラソンに出場しましたが、その過程においていろいろな人々と出会うことができました。
純粋に走ることが大好きで向上心が強く精一杯走っている素直なランナー。私と同じく、一度は現役を引退したけれども、また走るのを開始して今の自分なりに走りを追求しているランナー。
同じく元実業団のトップランナーで、年齢は50歳近くになるけれど2時間23分ほどで走るスーパーランナー。
他にもたくさんの"今"を自分なりに精一杯頑張っているランナーたちと出会い、私の考えが少しずつ変化していったんです。
昔のようにはいかないけれども、どこまでできるかわからないけれども、自分も今できる限りの挑戦をしてみようかな…。
そんな思いは拡散し、気がつけば周りに同じ意思を持ったランナーが集まり一緒に練習をする機会が増えていたんです。お互いに切磋琢磨できる環境はより自分の心にやる気に火をつけ、気持ちの面でも助けられることが多くなりました。
よく一人では走れないけれども、仲間と一緒だったから頑張れたというお話を耳にします。それがとてもよくわかりました。
さらに陸上経験はないけれど、モチベーションが高くとてつもない記録で走り続けるランナーと出会いました。
年齢や経験は違えど、今を精一杯頑張ろうとする気持ちは一緒。そんなランナーと接することができ、頑張りに励まされ、もしかするともう少しやれるんじゃないかな、もしかすると自分では無理だと思っていた境地に近づけるんじゃないかなという気持ちにされられました。
何だか"夢"を見させてもらっているような感覚に陥り、今からでも"夢”みたいに思っていたことに挑戦できるかもしれないと思うと嬉しい気持ちが込み上げてきます。
夢とは何か心ウキウキするするような将来に向かって頑張ろうとする力。または実現させたいと思っている事柄。
現実から離れた空想や楽しい考え…
あながち間違ってはいないようです。
人生は出会いであり縁ですね。
これが私の人生を彩り豊かなものにしています。苦しくキツイときもあるけれど、頑張った結果もたらされる充実や喜びは絶大です。
まだまだ自分が夢を追えるという気持ちに気づかせてくれたランナーたちに心から言いたいです。
ありがとうと・・・。
また明日に向かって今日も走ります!