こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
秋冬に行われるレースのエントリーが徐々に始まっているようですね。みなさんの目標とされるレースはどの時期にあたりますか?
よく次のような質問をされることがあります。
「目標レースに向けてどのくらいの時期からどのような練習をどのような強度で行ない準備をしていけばよいのでしょうか?」
これはレベルも違えば目的も体調なども人それぞれですから、その方のことを日ごろからよく見て知っておかないないと安易なアドバイスはできないというのが正直なところです。でもひとつだけ言えることは前もって準備しておくことに損ははないということです。
よくマラソンを走るためには3ヶ月の準備がいると言います。最初の1ヶ月は基礎体力づくり、下地の脚力をつくる養成月間、練習で言えばとにかくゆっくり長い時間や距離を走ったりします。2ヶ月目が走り込み月間。タイムを追いながら距離走的な練習を行なっていきます。最後の3ヶ月目がレースへ向けての調整期間といった具合です。実戦的なリハーサル練習やレースペースでの練習など、レースで力を出せるように仕向けていきます。しかしこのプランはあくまでも日ごろから練習をしっかり積み重ねてきたり、元々下地がしっかりしているランナーが行っている例です。
私のようなランナーはもっと前から準備に取りかからなければならないと思っています。怪我や故障をしないための下地づくりのために期間を設けること。それがあってこそ、マラソン前の3ヶ月間練習が有意義なものになると思っています。今回わたしの目標とするレースは12月に行われますが、それに向けて今行なっている下地づくりは次の通りです。
①動きの幅をもたせるためのスピード育成、強い衝撃に耐えうる脚筋力の強化
②故障しないためのコアトレーニング
③もう一段階上のレベルで練習できるようにするためのウエイトトレーニング
④早朝のランニング
①と②は昨年から行なっていますが、今年からさらに③と④を付け加えて一歩一歩進んでいこうと思っています。
そう考えると、年単位で準備しているといってもいいのかもしれません。いきなり多くのことはできませんからね。
直前になって焦らないことが一番。
自分なりの準備、今この瞬間から考えてみてはいかがでしょう?