第49回
夏と秋、ワンピースはこう着る!
歯科医の青木千晶さん(50代)が、「ずっと似合わないと思っていた」というワンピースに挑戦。石田さんがおすすめの3枚のワンピース、夏秋の着こなしをそれぞれ紹介します。
トレンド素材、チュールを楽しむ
青木:大柄なのでかわいいイメージのワンピースは似合わないと思っているのですが、私でも似合うものはあるのでしょうか。
石田:もちろん!背が高いからこそカッコよく着こなせるワンピース、あります。とにかく、着てみましょう(笑)。まずは、シンプルな紺色のチュールワンピース。チュールが使われているだけで、トレンド感がぐんと上がります。
青木:こんなに華奢な素材、初めて着ます。
石田:とてもお似合いです。夏は1枚で着てもいいですが、スカーフをボレロ代わりにしてみましょう。
青木:端を合わせて結んだだけですよね?二の腕がカバーされるのはうれしい。
石田:少し肌寒い季節になったら、ワンピースの下にチュールのインナーを着て、ジャケットをサッとはおって、凛としたイメージに。
青木:ワンピースってかわいいだけじゃないんだ……。驚きです。
石田:もちろん!背が高いからこそカッコよく着こなせるワンピース、あります。とにかく、着てみましょう(笑)。まずは、シンプルな紺色のチュールワンピース。チュールが使われているだけで、トレンド感がぐんと上がります。
青木:こんなに華奢な素材、初めて着ます。
石田:とてもお似合いです。夏は1枚で着てもいいですが、スカーフをボレロ代わりにしてみましょう。
青木:端を合わせて結んだだけですよね?二の腕がカバーされるのはうれしい。
石田:少し肌寒い季節になったら、ワンピースの下にチュールのインナーを着て、ジャケットをサッとはおって、凛としたイメージに。
青木:ワンピースってかわいいだけじゃないんだ……。驚きです。
チュールがあしらわれたノースリーブワンピースの夏コーディネート。大判のスカーフがあると写真のようにボレロ風にはおったり、首に巻いたり、コーディネートが楽しめる。エアコンが効いている場所でも役立つ。
イヤリング/(アビステ ☎03-3401-7124)スカーフ/スウォッシュ ロンドン(ムーンバット ☎03-3556-6810)
イヤリング/(アビステ ☎03-3401-7124)スカーフ/スウォッシュ ロンドン(ムーンバット ☎03-3556-6810)
肌寒い季節、ノースリーブワンピースのコーディネート。チュールのインナーは、透け感がありながらも暖かい。セーターやスウェットの袖や襟、裾などからちらっと見せるだけでおしゃれ度アップ。
イヤリング/(アビステ ☎03-3401-7124)ソックス/アンティパスト(クープ・ドゥ・シャンピニオン ☎03-6415-5067)シューズ/(卑弥呼 ☎03-5485-3711)
イヤリング/(アビステ ☎03-3401-7124)ソックス/アンティパスト(クープ・ドゥ・シャンピニオン ☎03-6415-5067)シューズ/(卑弥呼 ☎03-5485-3711)
小物が映えるカーキワンピース
石田:次は、カーキのバルーンスカートです。袖がきゅっと絞られていたり、胸のところで素材が切り替わっていたり、デザイン性が高いアイテムです。
青木:1枚で着ても十分おしゃれですよね。
石田:ワンピースは、「考えなくていいからラク」っておっしゃる方も多いのですが、ぜひ小物合わせを楽しんでほしいです。明るい色のスカーフを首に巻くと……。
青木:え!かわいい!……顔色もよくなったように感じます。
石田:そうなんです。カーキ色は、ピンクやオレンジなどの明るい色と合わせると、ぐんと若々しく見せられます。
青木:1枚で着ても十分おしゃれですよね。
石田:ワンピースは、「考えなくていいからラク」っておっしゃる方も多いのですが、ぜひ小物合わせを楽しんでほしいです。明るい色のスカーフを首に巻くと……。
青木:え!かわいい!……顔色もよくなったように感じます。
石田:そうなんです。カーキ色は、ピンクやオレンジなどの明るい色と合わせると、ぐんと若々しく見せられます。
カーキのバルーンスカートの夏コーディネート。靴下は透け感のある素材でトレンド感を演出。かごバッグを合わせて夏らしく。
カーキのバルーンスカートの秋コーディネート。こちらもトレンドのメッシュのインナーを合わせて。迷彩柄のレギンスを合わせると大人っぽい印象になる。ブロンズパンプスは、どんな服にも合わせやすいだけでなく、かかとを踏むとサンダルにもなる。
クラシックな花柄はボリュームが大事
石田:最後は花柄のワンピースを着てみましょう。
青木:花柄、好きなんですが、私が選ぶとなんだか古臭い印象になってしまうことが多くて……。
石田:大事なのは、ボリューム感。これは、ひざよりもずっと長い丈で、ふわっと大きく広がるワンピースです。たっぷりの生地が使われているところに、「今っぽさ」が感じられます。
青木:とっても着心地がいいです。
石田:3枚のワンピース、いかがでしたでしょうか。大柄でも小柄でも、似合うものは必ずある。小物使いなどちょっとした工夫で、似合わないはずの服を似合わせることができるんです。
青木:はい。体型を言い訳にするのはもうやめにしようと思います!
青木:花柄、好きなんですが、私が選ぶとなんだか古臭い印象になってしまうことが多くて……。
石田:大事なのは、ボリューム感。これは、ひざよりもずっと長い丈で、ふわっと大きく広がるワンピースです。たっぷりの生地が使われているところに、「今っぽさ」が感じられます。
青木:とっても着心地がいいです。
石田:3枚のワンピース、いかがでしたでしょうか。大柄でも小柄でも、似合うものは必ずある。小物使いなどちょっとした工夫で、似合わないはずの服を似合わせることができるんです。
青木:はい。体型を言い訳にするのはもうやめにしようと思います!
シャツワンピースの夏コーディネート。1枚で着るときは、少し袖をまくるだけで細見えとこなれ感が演出できる。白のパンプスを合わせてさわやかに。
ワンピース/(サン・フェルメール ☎03-5411-2241)ネックレス/(アビステ ☎03-3401-7124)
ワンピース/(サン・フェルメール ☎03-5411-2241)ネックレス/(アビステ ☎03-3401-7124)
シャツワンピースの上からニットを合わせて、秋冬コーディネート。シンプルなワンピースは、ベレー帽や編み上げブーツなどの気の利いた小物が映える。
ニット/タバサ(パパス ☎03-6427-9306)帽子/(アトレナ☎0120-554-810)ブーツ/(卑弥呼 ☎03-5485-3711)
※記事内で紹介している服や小物は、石田さんのセレクトショップ「DUE deux」(東京・月島 ☎03-6228-2131)で購入できるものもあります。石田さんのマンツーマンアドバイス(ひとり1時間5,000円)も予約可能。
ニット/タバサ(パパス ☎03-6427-9306)帽子/(アトレナ☎0120-554-810)ブーツ/(卑弥呼 ☎03-5485-3711)
※記事内で紹介している服や小物は、石田さんのセレクトショップ「DUE deux」(東京・月島 ☎03-6228-2131)で購入できるものもあります。石田さんのマンツーマンアドバイス(ひとり1時間5,000円)も予約可能。
石田純子(いしだ・じゅんこ)さん
スタイリスト。ファッション誌「装苑」の編集者を経て独立。メディアで活躍する一方、スタイリングアドバイザーとして、体型のコンプレックスをプラスに転換する着こなし術を提案。東京・月島のセレクトショップ「DUE deux」のプロデューサー。同ショップでは予約制で「着こなし相談会」を実施中。1時間5,000円で石田さんからマンツーマンアドバイスが受けられる。監修書に『おしゃれの魔法 18人の物語~おしゃれが上達する大人服』『捨てられない服』『第一印象で素敵な人になるおしゃれの法則』(共に、主婦の友社)『おしゃれな人には理由がある』(三笠書房)など多数。