エクエル10周年記念ページ

トコエル開発エピソード

働く女性からの目線で25年間、研究・開発。
その結晶がトコエルです。

発売25年前の1996年、
開発をスタート。

トコエルの開発がスタートしたのは1996年。
開発担当となったのは、当時入社2年目の上野友美。
上野は、「女性の気持ちに寄り添って考え、当初から製品の完成像を描いていた」と言います。
具体的には、月経前の周期的な体調の変化に合わせ、必要なタイミングで摂取できるサプリメントにすること、安全性にも配慮すること、科学的根拠がある製品にすること。
こうした上野のビジョンに沿って、トコエルの開発は進められていくこととなりました。

月経前の体調変化へのアプローチ方法を模索。

女性へのリサーチを通して、生理前の多様な体調変化を探っていきました。
予想をはるかに超える様々な心身の変化が存在する中、月経前の女性を快適にする成分は果たしてあるのか…。考え続けた上野はひとつの思いにたどり着きます。

「ポカリスエットで、“体内の水分量”の研究を続けてきた大製薬だからこそ生み出せるサプリメントがあるはず」

主成分は、体内での代謝を助けるγガンマ-トコフェロール。

アプローチの方法が決まっても、それに見合う成分は、すぐには見つかりませんでした。
2001年に、上野がγガンマ-トコフェロールと出会ったのは、偶然とひらめきから。
成分試験の結果、ビタミンEの一種であるγガンマ-トコフェロールには、体内での代謝を助ける働きがあることが分り、その後、約2年の研究を経て、無事、γガンマ-トコフェロールがトコエルの主成分に決まりました。

女性の将来まで見据えて、全成分が決定。

主成分決定以降も、上野は、他部門や社外の研究者と議論を重ねました。
他にどのような成分を加えるかを検討した結果、γガンマ-トコフェロールと同じく体内で代謝を助ける働きをもつ「γガンマ-トコトリエノール」、女性の健康と美容をサポートする「エクオール」日本人女性に不足している「カルシウム」も配合することに。
こうして、女性達が抱える月経前の心身の変化をサポートすることはもちろん、将来の健康リスクまでも配慮し、4つの成分を配合した複合型サプリメントという仕様が決定しました。

約3年の臨床試験を経て、2021年発売。

実際にサプリメントが出来上がると、上野は被験者での臨床試験に取り組みました。
安全性の確認、科学的根拠に基づくデータを示すため、試験にかけた月日は約3年。
そして着想から25年後の2021年、ついにトコエルは発売となりました。

トコエルには、女性の未来への願いが込められています。

「女性へのリサーチや試験を繰り返す中で、月経前の体調変化は我慢するしかない…という諦めの声を聞いてきた」と、上野は25年間を振り返ります。
トコエルが発売となった今、「対処できる方法があることを知って欲しい」と語ります。
また働く女性の一人として、こんな願いをトコエルに託したとか。
「身体を知って自ら気遣うことが、敷居が高いことではなく当たり前のことになっていけば、女性がより輝ける社会になるはず」
「トコエル」には、そんな未来への願いと25年に及ぶ研究開発の成果が込められています。

女性がいつでも自分らしく過ごせることを願って、今後もトコエルは、月経前の女性の変化をやさしくサポートしてまいります。

Profile

製薬株式会社 佐賀栄養製品研究所

上野 友美

1995年、大製薬入社。「トコエル」の研究開発を担当するともに、 大豆イソフラボンの研究開発にも携わる。2002年には、 開発リーダーだった内山研究員とともにエクオール産生乳酸菌を発見。 女性の健康に関するセミナーなどで、講師を務めることも。

よくあるご質問

トコエルに関する
よくあるご質問を
まとめました。

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