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大塚製薬株式会社

2010年6月30日

企業

大塚製薬とGWファーマシューティカルズ
カンナビノイドに関する共同研究期間を3年間延長

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本 太郎)は、GWファーマシューティカルズplc.(本社:英国、会長:ジェフェリー・ガイ、以下「GW社」)と行っている中枢神経疾患およびがん領域におけるカンナビノイドのグローバル共同研究期間を3年間延長する契約を、6月29日に同社と締結しました。両社は、2007年7月に3年間の共同研究契約を締結し、同領域におけるカンナビノイドに関する研究を進めてまいりました。この度の期間延長により、共同研究期間は、2013年6月末まで延長されます。

共同研究の延長契約締結により、大塚製薬とGW社は、中枢神経疾患およびがん領域の新薬候補として、GW社が保有する複数のカンナビノイド化合物の研究を継続してまいります。大塚製薬は、今後3年間にわたり1,200万ドルの共同研究費を負担します。また、選択した新薬候補化合物の開発の進展に応じて、研究資金を増額することができます。

GW社 会長のジェフェリー・ガイ博士は、「これまでの3年間で、当社と大塚製薬の共同研究は、中枢神経疾患領域、がん領域での当社のカンナビノイド化合物に関する期待できるデータや新しい知的財産を生み出してまいりました。大塚製薬が共同研究の延長を決定したことは、我々にとって大きな喜びであり、将来の当社のカンナビノイド・パイプラインの大きな支えになるものと確信しています。」と述べています。

大塚製薬株式会社 代表取締役社長 岩本 太郎は、「中枢神経疾患領域、がん領域における新薬候補として、GW社とのカンナビノイドの共同研究が進展していることを嬉しく思います。過去3年の共同研究により、大塚製薬とGW社は、強固な連携体制を構築してまいりました。革新的な新薬の開発・商業化を目指す両社の共同研究を進展することが、世界の人々の健康へのさらなる貢献につながるものと期待しています。」と述べています。

大塚製薬とGW社の共同研究は、両社の上級研究員が参画した共同研究チームにより進められています。また、本チームは、中枢神経疾患領域、がん領域における医薬品候補として複数のGW社のカンナビノイドの評価を、世界中のカンナビノイド専門家と連携して行っています。

本共同研究の目的は、世界での臨床開発、承認申請、そして商業化に向けて最も有望な候補物群の選定を行うことです。選定された候補物は、GW社から大塚製薬へのライセンス契約の対象となります。ライセンス契約に至った候補物のグローバル開発及び商業化に対する費用は大塚製薬が負担し、GW社は、ライセンス契約の一時金、開発の進捗に応じたマイルストーン、長期にわたる原料供給費用およびロイヤリティーを受け取ります。各候補物に対するライセンス契約は世界での開発を決定する際に締結されます。

大塚製薬とGW社は、本共同研究に加え、GW社の主力製品であるカンナビノイド系がん性疼痛治療剤「Sativex」の米国における独占的なライセンス契約を締結し、開発を進めています。

大塚製薬は‘Otsuka-people creating new products for better health worldwide’の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。

ご参考

カンナビノイドについて

カンナビノイドは、カンナビスに含まれる生理活性物質の総称で、テトラハイドロカンナビノールやカンナビダイオールなどが含まれます。これらの生理活性物質が、CB1やCB2といったカンナビノイド受容体に結合することによりさまざまな生理作用を引き起こします。その働きは近年徐々に明らかになってきており、疼痛治療の分野だけではなく、精神疾患治療などへの応用が期待されています。

会社概要

GW ファーマシューティカルズ plc. (GW Pharmaceuticals plc.)

設立 1998年
代表者 会長 ジェフェリー・ガイ博士
本社所在地 Porton Down Science Park, Salisbury Wittshine, SP4 OJQ, UK
事業内容 カンナビノイドの研究・開発・製造に関連する事業

大塚製薬株式会社 (Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd.)

設立 1964年8月10日
資本金 200億円
代表者 代表取締役社長 岩本 太郎(いわもと たろう)
本社所在地 〒101-8535 東京都千代田区神田司町2丁目9番地
従業員数 5,826名 (2010年3月31日現在)
事業内容 医薬品・臨床検査・医療機器・食料品・化粧品の製造、製造販売、販売、輸出並びに輸入

本ニュースリリースの掲載情報は、発表当時のものです。