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大塚製薬株式会社

2012年01月05日

医療関連事業

ドライアイ治療剤「ムコスタ®点眼液UD2%」 1月5日 新発売

  • 日常生活に支障をきたす目の「ごろごろ感」や「痛み」などの不快な自覚症状を改善
  • 「胃炎・胃潰瘍治療剤ムコスタ」のムチン増加作用を「点眼剤」へと応用
  • 防腐剤を含まず、刺激性が少ない1回使い切りタイプのユニット・ドーズ(UD)製剤

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:岩本太郎)は、ドライアイ治療剤(ムチン産生促進剤)「ムコスタ®点眼液UD2%」*1を2012年1月5日に日本で発売します。

「ムコスタ点眼液UD2%」は、角膜および結膜のムチン産生を促進し*2涙の質を正常化させ、角膜と結膜の傷を修復することにより、多くのドライアイの患者さんが悩んでいる不快な症状(目の乾いた感じ、ごろごろ感、痛みなど)を早期に改善することが確認された、初めてのドライアイ治療剤です。

ドライアイの目の乾きなどは、通常、人工涙液などの点眼薬を用いることでコントロールできますが、目の「ごろごろ感」や「痛み」などの日常生活で困る不快な症状は改善しづらいことからドライアイ治療において新しい選択肢が望まれていました。

「ムコスタ点眼液UD2%」の有効成分であるレバミピドは、胃炎・胃潰瘍治療剤「ムコスタ」として、20年以上にわたり広く処方されており、国内の防御系薬剤でトップシェアです。そのレバミピドの胃粘膜でのムチン増加作用と粘膜修復作用に着目し、点眼液へと応用しました。防腐剤を含まず、刺激性が少ない1回使い切りタイプのユニット・ドーズ製剤として開発しました。

新発売にあたり、当社執行役員 眼科・皮膚科製品事業部長 若菜佳子は、「目は私たちの生活の質に大きく影響を与える重要な器官のひとつです。現在、高齢化や情報化社会が進む中、目を酷使してドライアイに悩む患者さんが増えています。私たちは、20年にもわたる目の研究を続けてきた中で、涙の質を変える研究からムコスタ点眼液がドライアイ治療薬として発売でき、目の不快感で悩むドライアイ患者さんに貢献できることを大変嬉しく思います。」と述べています。

  • *1:「ムコスタ点眼液UD2%」は医療用医薬品です。
  • *2:結膜上にあるゴブレット細胞を増やすという新しいメカニズムで、ムチンの産生を促進します。

「ムコスタ点眼液UD2%」 の概要について

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国内第III相試験について

「ムコスタ点眼液」の第III相検証試験は日本国内で実施され、188名のドライアイ患者さんを対象に、汎用薬である精製ヒアルロン酸ナトリウム点眼液と比較し、レバミピド点眼液の有効性および安全性を検討する目的で実施されました。その結果、「ムコスタ点眼液」の使用により、ドライアイによる目の表面の角膜、結膜の障害やドライアイの患者さんが訴える目がごろごろするといった異物感、目の痛みのスコアが有意に低下しました。

「ムコスタ」について

ムコスタ(一般名:レバミピド)は、大塚製薬が自社開発し、「ムコスタ錠100」として1990年に胃潰瘍治療剤として発売いたしました。1994年には胃炎(急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期)の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善の効能・効果が追加されました。

ドライアイについて

ドライアイは、眼科医が日常的に診療を行うことが非常に多い疾患のひとつで、様々な要因による涙液および角結膜上皮の慢性疾患で、「目が乾く」、「ごろごろする」、「目が痛い」などの知覚に関する不快な症状や「見づらい」、「かすむ」という視機能異常などの自覚症状を伴います。これらの症状の程度によっては日常の生活に支障が生じることも多いと言われています。ドライアイは、涙液量の減少に加えて、涙液のムチン量が減少することによりムチン層を覆う水層が不安定な状態となり、角膜および結膜上皮に障害を生じた状態と考えられています。

眼科・皮膚科製品事業部の概要について

本事業部は1992年に設立され、世界の人々の目と皮膚の疾病治療に貢献すべく眼科・皮膚科の領域に特化した医薬品の研究開発、販売を行っています。 開発中の化合物に関しては、グローバル申請可能な体制で事業を進めています。

身体全体のヘルスケアに取り組む当社は、高血圧の治療で使われていた「ミケラン錠」の降圧作用に着目し、高い眼圧を生じる緑内障・高眼圧症の治療薬として「ミケラン点眼液」を開発し、眼科領域での事業展開を始めました。

本ニュースリリースの掲載情報は、発表当時のものです。