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大塚製薬株式会社

2013年2月22日

医療関連事業

日本初の経皮吸収型ドパミンアゴニスト製剤「ニュープロ®パッチ」
パーキンソン病とレストレスレッグス症候群の適応症で2月26日新発売

  • 1日1回貼るだけで、24時間安定した血中濃度を維持する経皮吸収型ドパミンアゴニスト製剤
  • 特にパーキンソン病では、治療の満足度は未だ低く、早朝にかけて薬の効果が切れてしまい、目が覚めてもすぐに活動できないなど日常生活で困っている患者さんに、1日を通して安定的な治療効果が期待される
  • 国内のパーキンソン病の患者数は約14万人と言われているが、高齢者の増加とともに増え続けている※1

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎、以下、大塚製薬)は、パーキンソン病およびレストレスレッグス症候群※2の治療薬「ニュープロパッチ」(一般名:ロチゴチン)を2013年2月26日に日本で発売します。

経皮吸収型のドパミンアゴニスト※3製剤は「ニュープロパッチ」が世界で唯一の製剤です。1日1回貼付するという簡便な投与方法で、薬剤が持続的に放出され、24時間血中濃度を一定に維持し、1日を通して安定的な効果の持続が期待されます。

国内に約14万人いると言われているパーキンソン病の患者さんは、病状が進行すると薬剤を服用していても夜間や早朝にその効果が切れてしまい、日常生活に影響を及ぼすことがあります。夜間や早朝に症状が出現してしまうことで、寝返りがうてず寝不足になる、身体の動きが悪くなる、トイレに行きにくいまたは間に合わない、着替えがしにくい、食事が取りにくいなど、午前中を活動的に過ごせず悩む患者さんがいます。「ニュープロパッチ」は、1日1回貼るだけで24時間を通してその効果が持続することから、日常生活に苦しむ患者さんや介助者の負担を軽減することが期待されます。

レストレスレッグス症候群の患者さんは、ふくらはぎがむずむずする、足の内部がかゆい、ほてる、痛いなど主に脚に生じる様々な感覚を訴え、じっとしていられなくなる辛さに悩んでいます。就寝前に症状が強く現れることで入眠障害に陥ることや、日中の安静時に脚の不快感が生じることもあります。「ニュープロパッチ」は、1日を通して患者さんの不快な症状を抑えることが期待されます。

大塚製薬は、2002年に日本国内における「ニュープロパッチ」の独占的開発・販売権をベルギーのUCB社から取得し、開発を行ってきました。海外ではNeupro®の製品名で、35カ国で販売しています。国内では、大塚製薬がパーキンソン病とレストレスレッグス症候群の患者さんの最適な治療につながる提案をして参ります。

  • ※1 木村英紀; 加藤丈夫 (2010). “パーキンソン病の疫学”. 綜合臨牀 59 (12): 2371-2376.
  • ※2 中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)
  • ※3 ドパミンアゴニスト:ドパミン受容体に結合し刺激することにより作用を示す

パーキンソン病について

パーキンソン病は、安静時振戦、固縮、無動、姿勢反射障害を主症状とする進行性の神経変性疾患(原因のわからない進行性の神経障害を示す病気)です。パーキンソン病は、中高年齢者に多く、約1,000人に 1人が発症するといわれています。日本には14.1万人の患者さん(平成23年総務省統計局患者調査)がいます。神経変性疾患の中では、アルツハイマー病に次いで2番目に多く、高齢化時代を迎え、発症の割合は今後さらに高まることが予想されています。
病状の進行したパーキンソン病の患者さんは、夜間から早朝にかけて経口薬の薬効が不足し、寝返りがうてない、目が覚めてトイレに行くときに動けないなど日常の活動に制限がかかり、患者さん本人だけでなく介助者にも負担を強いられるという課題に直面しています。
薬効不足による症状の発現や、それにともなう日常の活動への支障を回避するためにも、1日を通して薬剤の血中濃度を維持することは重要です。また長期間にわたる治療の必要性から、簡便で使い続けることが可能なドパミンアゴニスト製剤が望まれてきました。

レストレスレッグス症候群(RLS)について

レストレスレッグス症候群(Restless Legs Syndrome、以下、RLS)は、日本国内の有病率は成人の1.5%と推定され、40歳以上の中高年、特に女性に多いといわれています。RLSにより日常生活に支障をきたす患者さんは200万人以上いるといわれています。疾患があまり知られておらず、不眠症や他の病気だと診断されることで、十分な治療を受けられていないのが現状です。
RLSは主に脚(足の裏、ふくらはぎ、太ももなど)に不快な感覚を覚え、じっとしていられなくなる慢性疾患です。ふくらはぎがむずむずする、足の内部がかゆい、ほてる、痛いなど患者さんによって訴える症状は様々で、安静時に症状が強くなるため就寝前に最も症状が現れやすく、睡眠障害に陥りQOL(生活の質)が低下することが知られています。また、日中の会議などで長時間椅子に座っているときにも症状が現れることから、1日を通して安定した効果がある製剤が望まれてきました。

ニュープロパッチの概要

本ニュースリリースの掲載情報は、発表当時のものです。