こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
最近のランニングウォッチは本当に進化していますね。
タイムを計るだけではなく、ありとあらゆるデータを走りながらにして把握することができるから驚きです。
その代表的な機能の一つはGPS。一人で練習していても、衛星を通じて自分がどのくらいのペースで走っているのか、どのくらいの距離を走っているのかを知ることができるのでとっても便利です。
さらに最近私が注目している機能としては、ストライド、ピッチ、上下動比、接地時間バランスというものがあります。自分の走りが数値化されるんですね。
私の場合、ペースが遅ければストライドは短く、ピッチも遅い。上下動も大きくなり体への負担も増してきます。ですから私は速く走るために、この逆のことを行うように意識しながら練習をするんです。
そして両足にかかる接地時間のバランス。私はここ最近左足の足底筋を痛めていました。ランニングウォッチの結果から、左足の接地時間がやや短いことがわかったんです。
もしかするとこのバランスが何らかの影響を与えているのかも・・・、そう思うと左右バランスよい接地を心がけるようになりました。そうすると足の痛みも徐々になくなってきたんです。
果たしてどうすればバランスよい接地になるのでしょうか?頭で考えてもバランスは良くなりませんでしたが、あることを意識することでバランスが均等になってきたんです。それは、ピッチを意識的に速めるということでした。
ピッチを速めることで上下動も抑えられ、接地時間のバランスも良くなってきたんですね。
さらにはスピードも上がり、歩幅も伸びてきたんです。最初はピッチを速めることに慣れていないととてもキツイ感じがしましたが、慣れるとスピードが上がっても呼吸の乱れを抑えることができ、粘りの走りができるようになりました。これ、現役時代も意識していたことだったと改めて感じることができました。
あくまでも私の経験から感じたことですが、このようにランニングウォッチから自分の身体の状態を知ることができ、改善できるヒントを得られる時代へとなってきたように思います。
いろいろなことを試しながら、自分自身の身体というフィルターを通して携わる方へ反映していきたいと思います。