ランニングサポーター久保のランニングスクール

待つこと、自ら仕向けること

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久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

走ることができるってやっぱりいいですね。
私は最近ランニングに対して力が入らない状況に陥っていたのですが、ここにきてようやく脱出の兆しが見えてきました。
走ろうと思える活力が少しずつ湧いてきたと言ってもいいかもしれません。
みなさんも経験ありませんか?
頭では走らなきゃと思っていても結局走るまでには至らない、どうしてもやる気が出てこない、あんなに頑張れていた自分が別人のように思える、といったようなことが。
自分の気持ちを受け入れて自然と走ろうと思える時期が来るのを待つというのも手ではありますが、待つだけでなく自らから上向きになるよう仕向けることもできるんだということを今回知りました。

その1、場の力を上手く活用する
私の場合、1人で走ろうと思うと弱い自分の気持ちが上回ってしまい結局走りに行くことができませんでした。ですから強制的にランナーがいる場に身を置いて走るという習慣を身につけさせてもらいました。走らない期間が空きすぎてしまうと次に走り出すまでがどんどん遠のいていきます。走ることが少しでも習慣化されてくると不思議ですが気持ちも上向きになってくるんですね。脳はちゃんと覚えていました、走る楽しさを。

その2、身近なランナーに乗っかる
私は身近にコツコツ練習するランナーがいると、それに乗っかる習性があるみたいです。あのランナーがこれだけ走っているのだから自分もちょっとは走ろうなんて思えたり、一緒に走りましょうと声をかけて共に走らせてもらったり。これにより気持ちも身体も少しずつ上向きになってきました。逆にそんなランナーがいなければとことん休んでしまう傾向に…。周りのランナーに感謝です。

あくまでやり過ぎるのではなく、気持ちの安定を大事に。

そういったことを続けていると、スピードを出す能力が以前に比べて上がってきたことがわかりました。これには自分でもビックリです。ちなみにいつもよりストライドの180cmと伸びがよく、上下動も7cmを下回る少ない値が出ていました。また両足の接地バランスもほぼ50-50とバランスがよく、走りもよくなっていることを実感。
待っているだけではなく、仕向けたことで自信もついてきた今日このごろでした。

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