こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
練習をしてどうなりたいのか?
練習から何を得たいのか?
このことを踏まえて走るのと走らないのとでは成果も変わってくるように思います。
例えば練習をしてどうなりたいのか?
- ・少しでも速く走れるようになりたい
- ・レースで記録を出したい
- ・マラソンに挑戦したい
- ・ファンラン的に楽しく走り続けたい
- ・体力を維持したい
- ・体力レベルを無理なく向上させたい
それに加え、練習から何を得たいのか?
- ・少しでも速く走れるようになりたいのであれば練習の質や強度を高めていくような練習をしなければなりません。ときには嫌になるときもありますがこれも速くなるためです。もちろん走る以外の怪我をしないためのトレーニングも必要かもしれません。
- ・レースで記録を出したいのであれば実戦的な練習を積んで自分の力を知り、レースに向けて達成可能かどうかのイメージのギャップを埋めていかなければなりません。練習は自分自身の現状を知ることだと思っています。でチャレンジは今の限界値を知ることになるので、次の練習を上げるか下げるかの指標にもなってきます。
- ・マラソンに挑戦したいのであればまずはゆっくりでもいいから長い距離を長時間走れる体力とメンタルを身につけなければなりません。基礎中の基礎ですね。
- ・ファンラン的に楽しく走り続けたいのであればタイムは気にせず気持ちに負荷がかからぬよう楽しめる工夫を持って継続したいところです。場所を変えて街ランしたり、山などをハイキング感覚で走ったりするのもいいですね。
- ・体力を維持したいのであれば走りを習慣化させることが第一。休むと体力はすぐ落ちてしまいますからね。
- ・体力レベルを無理なく向上させたいのであれば時間はかかりますが少しずつ練習強度を上げていけばよいでしょう。長い目で見ながら計画性を持つことが大事です。
これらは目標と目的と言い換えてもいいかもしれませんね。目標に対して目的が伴わなければ、何のために走っているのかわからなくなってしまうことがあります。ここがしっかりしていれば、あとはそれぞれのレベルに応じた練習の目的をもっと明確にすればいいのです。私の場合でしたらこうなるでしょう。
フルマラソンで記録を出したい
→ もっと明確に/2時間25分
実戦的な練習をする
→ もっと明確に/夏はスピード練習 /暑くて距離を走れないから短い距離で2時間25分のレベルにあったスピード練習で心肺機能と筋力の維持と強化をしておく(1km 3分00秒~05秒のインターバル)
練習の結果を踏まえて
→ 練習がタイム通りこなせたか、こなせなかったかで2時間25分の体力レベルがあるのか、またはないのかを確認。ないようであれば、ワンランクレベルを下げた刺激を繰り返し、体力がついてくるのを待つ。
これらはあくまでも目標に合わせた目的練習です。目標は人それぞれ。目的も人それぞれ。ですがこの二つが伴うと走りがより充実したものになるように思います。