ランニングサポーター久保のランニングスクール

凝り固まった腕振りにさよなら

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2019.09.13 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

走っていて苦しくなってきたり、急にスピードが速くなったりすると肩が上がったり固くなったりすることはありませんか?
腕振りも一生懸命頑張っている感じがして、あまり前に進む気がしません。
そんな状態のときに限って肩こりが酷かったりします。
走りを客観的に見てみると背中も猫背になっていたり、頭が極端に前に出ていたり・・・。
そうなると足が接地した際に重心の位置がズレてしまうために、身体を前へ押し出すときに余計な力を使ってしまうので力みが生じてしまうように思います。
結果、重心移動がスムーズにいきにくくな理、肩周りは固まり、強引に腕を振って身体を前へと動かそうとするのでさらに苦しさが増してきます。

そんな状態から脱出するために、まずは身体の肩周りを修正してみましょう。
猫背になった背中を伸ばし、前に出すぎた頭を背骨の上に乗せれば背筋が伸びた真っ直ぐの姿勢になるはずです。
次に胸を張ります。
そして大きく両腕を真上に伸ばし、背面めがけてグルっと旋回。背泳ぎのようなイメージで小腕を後ろへと旋回させます。
腕周りが固い方は鎖骨がボキボキと音を立てるかもしれませんね。
それだけ固まっていたということですね。
それらを繰り返し行うような運動をしていると、前に塞ぎがちだった肩と胸、丸まっていた背中などがだんだんと強制され、胸を張るような形になるでしょう。目線も高くなるはずです。
その状態から、鎖骨、もしくは肩の付け根あたりから腕を振るようなことができればリラックスした走りが身についてくると思います。
苦しいときや急なスピードアップのときにも力を抜いてリラックスできるような腕振りを獲得するため、普段からこのようなことを意識していきたいものです。

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