こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
先日東京では熱い戦いが繰り広げられました。そう、オリンピックのマラソン代表選手決定戦です。
勝敗が決まった銀杏並木のゴール地点(オリンピックメイン会場の近く)をたまにランニングする私にとっては、未だに興奮冷め止まないといった感じです。
2時間ちょっとの戦いではありましたが、選手たちの走りはこれまで過ごしてきた年月が凝縮されたかのようでした。
これまで何度も試走を積み重ねたり、勝つための対策を練りながら数々の苦しい練習を積み重ねてきたことでしょう。
陸上というスポーツは走り出せばひとり。
チーム競技と違い走っている間はも助けてはくれません。
そんなとき力になるのは、これまでやってきた練習だったり、それらで培ってきた自信であったりします。
たくさんの人の力を借りて、多くの時間を費やして心と身体を磨き作り上げてきたランナーたち。
そんなランナーたちの本気走りは見ている側の心を打たないわけがありません。
オリンピック代表を見事掴み取ったランナー、勝負に敗れ去ってしまったランナー。
この一戦に臨むまでの努力と時間は計り知れなかったことと思います。
代表選考レースの表面的な尺度だけで物ごとを語ることはおこがましいと十分承知していますが、その人生を賭けた生き様を惜しみなく私たちに見せてくれたことに感謝します。
本当にお疲れ様でした。
そしてランナーの走りを見た私たちも、また前を向いて頑張ろうと思える、それがスポーツの素晴らしさだと実感しました。