ランニングサポーター久保のランニングスクール

走る理由を考えてみる

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2020.05.20 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

皆さんは走るモチベーションをどのように保っていますか?

目標とするレースがなくなった、一人だとなかなか走る気になれない、強度の高い練習ができないなど、今このような状況においてモチベーションを保つことは大きな課題かもしれません。

しかしどうでしょうか?
もう一度自分に問いかけてみなければならないことがあるような気がします。

それは、

「走ることは好きですか?」

走ることに慣れ走力と体力がついてきて記録が伸びだすと、頑張らなくてはならない、タイムを追わなくてはならないといったことに目がいき過ぎて根本的なことを忘れがちになるときがあります。
そもそも走ることが好きなのであればモチベーションを保つ保たないということではなく、もう少し気楽に物事も考えられるようにも思います。
ここら辺で自分が走っている理由を整理するのもいいかもしれませんね。
私も改めて現役を終えた今でも自分が走っている理由を考えてみました。

  • 1. ただ体型を維持したいから
  • 2. 食事のストレスを感じたくないから(好きなものを食べたい、そのためには走るのが一番)
  • 3. 自分への興味(練習をすれば自分の身体がどのように変わっていくのだろうか、アンチエイジング的にどこまで可能なのか?)
  • 4. 指導へ繋げる(昔の感覚を忘れてしまっている、だからこそ走ることで再度感覚を思い出し、より良い指導へと結びつけることができる)
  • 5. 単純に気持ちいい、心の整理ができる

などなど。

現役の頃はとにかく記録、とにかく結果、それがモチベーションでした。
しかし今の自分はそうではないようです。
体型を維持したい、好きなものを食べたいということがありますから、しばらく走らない時期が続いたとして感覚的に身体と脳がこのままでは”マズイな”と感じたら、自ずと走っている自分がいたりします。
それも追い込み過ぎずに今の現状にあった内容の走りで。
それらが積み重なってくるとまた別の走る楽しさが出てきますからモチベーションもどんどん前向きに変化してくように思います。
そして来るときが来たら思いっきり走る喜びも感じたいと思っています。

ランニングは普段の生活がより潤うためのもの。
そのことをよく知っている皆さんだからこそ、走る理由を自分の中で考え、力にして欲しいと思います。

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