ランニングサポーター久保のランニングスクール

走ることは姿勢をつくる自分マネージメント

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2022.01.24 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

姿勢の歪みはいつしかそれが自分の中の正しい姿勢として"カラダ"に記憶されていきます。例えば普段から頭が前のめりの姿勢を保ち続けていると、真っ直ぐな姿勢を作ろうとしても見た目は猫背、骨盤は後傾、もしくは胸を張り過ぎて反り腰、骨盤が前傾し過ぎるという状況を招きます。

真っ直ぐな姿勢とは、耳元から肩の位置、骨盤の大転子、膝、くるぶし辺りにかけての4点を繋いだときに真っ直ぐな線が引かれた状態です。これらの点に狂いが生じると冒頭に述べたように頭が前に出て猫背になったり反り腰になって、走るフォームとしてはオススメできないものとなります。このような状態になると疲れやすく怪我もしやすい。頑張っているわりにはなかなか前へ進まない、スピードも出ないといったことになり、負の掛け算は走れば走るほど膨らんでいきカラダに大きな負荷をかけていきます。

走ることとは筋肉の力にたよったりパワーを持ってガムシャラに行うものではなく、正しい基本姿勢の意識を持って行う自分マネージメントだと思っています。

これまでにも姿勢軸の作り方、肩甲骨周辺を柔軟にする方法などをお伝えしてきましたが、日々意識しながら姿勢の歪みを常に修正していくことは走る上ではとても重要です。これからランニングを始める方は特に、よりよい走りをするためによりよい私生活を送るためにはまずは正しい姿勢をカラダに記憶させることから始めてみてはいかがでしょう。

ちなみに私がよくやるのは、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)を刺激する修正方法です。両手を真っ直ぐ上に突き上げて背骨を思いっきり伸ばし片脚立ちをします。このとき重心を支えている足のくるぶし辺りに乗せるのですが、姿勢が崩れて上手く重心が乗っていないとグラグラして安定しません。ピタっと収まり安定したときの姿勢が私の基本姿勢となります。ご参考までに。

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