ランニングサポーター久保のランニングスクール

背中を使って腕を振る!

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2022.04.25 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
みなさんは走るとき腕をどのようなイメージで振っていますか?
足の着地にタイミングを合わせたり、強弱をつけてスピードをコントロールしたり様々だと思います。
私は昔から『背中』で腕を振っているイメージがありました。
背中がうまく使えないときは腕も思うように振れず、調子の良し悪しは『背中を使えるかどうか』で決まっていたといっても過言ではありません。
こんな話をすると聞き手は「???」というような表情を浮かべます。これまで人に感覚的なことを伝えるのはなかなか難しかったのですが、最近ではこの感覚を理解してくれるランナーが増えてきました。
ここで、背中をうまく使って腕を振るために、私が意識し実践していることをいくつかご紹介します。
①まず背骨を真っ直ぐに伸ばして中心軸をつくること
(猫背になっている背中を伸ばし、前に出過ぎている頭を背骨の上に乗せるイメージ)
②中心軸の背骨から旋回させて、意識をお腹や腰まで落とし込んで骨盤に動きを出させること
③背泳ぎのような腕回しから徐々に腕振りへと移行して、背中や肩甲骨付近で腕を振る感覚を得ること
(一度両手を真上に伸ばし、背泳ぎするように背面を目がけてグルっと大きく腕を回すイメージ)
④背骨の旋回に合わせて脇の下から腕全体を動かし、腹横筋のサポートを感じながら腕振りをすること
などです。
そうすると自ずと背中が動いているような感覚に陥ります。腕だけで頑張るような腕振りだとエネルギーの消費が激しくすぐ疲れてしまい、リラックスして走らなければならない中間走には不向きです。腕振りを下半身と連動させることができればよりスムーズなランニングが実現できるでしょう。みなさんもカラダ全体の力を引き出すために自分なりに『背中を使う』腕振りの仕方を磨いていってはいかがでしょう?

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