ランニングサポーター久保のランニングスクール

感動を呼び起こす大きな源

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久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは。ランニングサポーターの久保です。

私は表現することがとても好きです。

表現とは、自分の感情や思想、意志などを形として表したり、態度や言語で示したりしますが、場合によっては分かりやすかったり分かりにくかったりします。

その昔、現代美術作家の作品に対する哲学的な考え方や、現代美術そのものの考え方にとても興味を持ち、自分自身の作品にもそのような考えを反映していたときがありました。
それはある意味新しい試みで、自分の新たな境地を切り開くためのものでしたが、作品が完成し全体を通して客観的に見てみると、何だか気に入らなかったりしました。

最初は分かる人には分かる、分からない人には分からなくていい、そんな気持ちで制作していましたが、これで満足なのか、いや、ただの自己満足ではないのかという疑問を持つようになりました。
自分の感情やモノの考え方を目に見える形で表し提示しているのでどちらでもいいのかもしれませんが、そのときの私は何だか違うような気がしたのです。
自分よがりの作品になってしまっていたことに抵抗を感じたからなのかもしれませんね。

人に何かを感じてほしい、ほんの少しでも。

ふとそんな作品を作りたいと思ったのです。
見る側が素直に溶け込める作品。見た人の感情にそっと訴えかける作品。キレイだな、楽しそうだな、辛そう、悲しいなどのちょっとした感情を喚起させる作品。
そのちょっとした感情は、作り手の私も同じようなことを感じながら制作しているはずです。これこそが作品を通して"共感"するということだと思いました。

人と人とが共感したとき感動が生まれます。
見る側と作る側とが共感できるようなものを作品に求めたい。
作品は互いと互いを結びつけ、向き合わせる装置。作品というフィルターを通してひとつになるのです。

走ることは、感情や思想、意志などを態度で示し、長く走れる体、速く走れる体をつくっていきます。
まさしく、自分を表現する手段ですね。
決められた距離を歩かず走りきれたとか、どれだけ速く走れたかという結果は誰にとっても分かりやすく、見ている側も頑張っているなとか辛そうだなという感情を抱きやすいです。

そこに応援が加わったりすると、走る側、応援する側の気持ちはひとつになります。
うまく走れて喜んでいる人には「頑張ったね」の歓喜を。調子がよさそうに走っている人には「いけいけゴーゴー」のエールを。辛そうに走っている人には、「辛いけど諦めないで」の優しい声を。
感情のトーンに合わせ、お互いが思いを共にします。

このアミノバリューの私のつぶやきでも、みなさんには私の経験を通して何かを感じてほしいと思っています。
走ることは理屈では説明できないこともありますし、これがいいという正解がない世界です。
それでも、何かを感じていただけたなら私とみなさんには共感が生まれ、一緒に頑張っているという力が生まれると信じています。

みなさん自身の表現とここで育まれた共感が、大きな感動を呼び起こす源になってもらえたら嬉しいです。

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