こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
年齢を重ねると、誰しも向き合うべき事実があります。それは、全身の筋肉や関節の可動域の低下です。生活が大きく変化し、加齢も主な原因のひとつでしょう。
“年齢には勝てない。”
そんな声が聞こえてきそうですが、何か方法はないものでしょうか。
実は年齢を重ねても、成長し続ける分野があるそうです。それは「脳」。
脳は何歳になっても成長し続けることができるそうで、ランニングにも取り入れない手はありません。私は市民ランナーに向けて、走る練習以外で脳を活性化させるため「ランニングドリル」を積極的に行っています。
多くのランナーは、今まで感じたことのない感覚を体験します。もしかすると様々な違和感を覚えるかもしれません。さらに現在は厚底シューズが主流となり、機能を活かすためにはフォームがとても重要になってきました。それらを上手く使いこなすためにも、日々の技術訓練は欠かせないと思っています。
身体のよい使い方を脳が学べば、本来使うべき筋肉を使えるようになり、良い動きを得た結果、関節も活性化して、むしろ以前より走れるようになる可能性を秘めています。しかしながら、神経系の動きはすぐには身につかないので、継続するという“根気強さ”も必要です。
私が指導する市民ランナーは1年、2年をかけて、ようやく自分の殻を抜け出しつつあります。できなかったことができるようになることは自分の成長や可能性を感じることでもあり、何よりも嬉しい体験になると思います。
年齢を重ねてもまだまだ伸び代がある!
そんな希望を大いに抱いてランニングに取り組めば、普段の生活においても年齢を感じさせない活気で溢れてくること間違いなしです。