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企業インタビュー

体調管理は「自己責任」か!?

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“アスリート”基準の体調管理を

一般社団法人at Will Work
代表 藤本あゆみ 氏

企業や人、団体の「働き方」事例を共有するプラットフォームとして、ノウハウの蓄積・体系化を進めるat Will Work。

代表理事の藤本あゆみ氏は、Googleで女性活躍プロジェクトの担当を経て、at Will Workを設立。国内外のワークスタイルに目を光らせる藤本氏に「体調管理は自己責任か?」を問うと、体調管理を必須と捉える「ビジネスアスリート」の考え方を提案してくれた。

ー パフォーマンス管理は当然

「アスリートならば、体調管理やパフォーマンス向上への意識は当たり前です。つまり、パフォーマンスのマネジメントという意味では会社の介入は可能ですが、個人の健康そのものはマネジメントできないと思います」

藤本氏が指すアスリートは、誰しもが肉体を鍛え上げ、オリンピックを目指すような存在だとは捉えていない。挑む競技や戦い方、目指したい成果、あるいはメンテナンスの方法は個人で異なって当然だ。仕事を生涯スポーツとして捉えると、イメージしやすいだろうか。

ー 自己責任は「選び方」に宿る

ただ、「働き方改革」と社員のパフォーマンス管理には乖離があるようだ。

「単なる残業時間の削減は、残業代の圧縮につながり、成果が数値で見えやすいために取り組む企業は多いです。ただ、業務量を変えずに効率を上げようとするのは問題。“やらないことを決める”マネジメントに立ち返らないと、全員が疲弊してしまう」

導入が進むリモートワークも、本来的にはパフォーマンス向上施策である。

「私がいたGoogleでもリラックスやトレーニングなどやっている人たちがいましたが、大事なのはパフォーマンス向上です。瞑想よりもダンスが合う、1時間の筋トレ後は捗るといったように、各々が自分に合う方法を試してみた上で相性を知り継続していきます。」

ここには一つの理想形が見える。会社はバラエティに富む手法を用意し、個人が必要なアプローチを選び取るという図だ。その「選び方」にこそ自己責任が生まれる。

「たとえば、健康食品の細分化は、細かなニーズに応えるためにあるはずです。キャリアや働き方、あるいはパフォーマンス向上策も、自分にとってのニーズを各自で考え、摂取するような動きへ変わっていくでしょう」

その姿は、記録や成果に挑むアスリートと確かに重なる。企業が「体調管理は自己責任」を謳うならば、まずはパフォーマンスの意識に切り替える変革があってこそなのだ。

運動、睡眠、食事、精神状態——体調管理には、さまざまな乱数がからむ。それぞれを正確に把握し、従業員と企業が分担してコントロールする。そんな協力関係が、体調維持に寄与し、働き方改革の推進につながっていく。

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