ボディメンテ公式サイト

TOP > 企業インタビュー > SOMPOひまわり生命保険株式会社

SPECIAL

企業インタビュー

体調管理は「自己責任」か!?

Powered by NewsPicks

「さりげなく」が形骸化を防ぐ

SOMPOひまわり生命保険株式会社
人財開発部 人事グループ 副長 望月亜季子 氏
経営企画部 主任 東里香 氏

SOMPOホールディングスは、全社的に「健康経営」を推進している。顧客へ「安心・安全・健康に資する最高品質のサービス」を提供するためにも、社員とその家族の健康を大切にする考えが根底にある。

グループ会社であるSOMPOひまわり生命保険株式会社(以下、同社)でも、2016年4月の中期経営計画より「健康応援企業」を掲げ、健康増進策に取り組んでいる。今回は人財開発部の望月亜季子氏、経営企画部の東里香氏に施策を聞いた。

ー 一日中使える開放的なラウンジ

仕切りだらけの会議室フロアを一新し、2019年3月末に完成したラウンジ。同社の健康経営を象徴する場所だ。

「壁を取り払い、閉塞感のある会議室をなくした結果、打ち合わせも短時間で終えられるようになりました。働き方改革と健康経営を兼ね備えたような場所」(東氏)

ラウンジには健康器具や姿勢矯正用の姿見などはあるが、重視するのは「さりげなさ」だという。取り組みを形骸化させないためにも、社員にも無理強いをしない。ラウンジもフィットネスジムのような空間ではなく、無理なく一日中使えるスペースを意識している。

ー 全社員にFitbitを貸与

社内でも「睡眠改善」などの健康セミナーや、健康にまつわる社員参加のディスカッションを定期的に開催。食生活アドバイザー、健康経営アドバイザーなどの資格取得も推奨している。

全社員3000名へ活動量計のFitbitを貸与したのも特徴的だ。東京大学センター・オブ・イノベーションとも協力し、収集した活動データを元に疾病リスクとの因果関係解析を進めている。

「Fitbitはコミュニケーションでも役立ちます。部署間や支社間で万歩計の歩数を競ったり、社内SNSでも活動データの投稿は話題になったりしますね」(東氏)

ー “インシュアヘルス”の実現を

同社が目指す健康経営のあるべき形は、「保険」と「健康」を組み合わせた造語「Insurhealth®(インシュアヘルス)」に集約されるという。その姿勢は、スローガンの『あなたが健康だと、だれかがうれしい。』でも表現される。

「社長を旗振りに、弊社では健康経営を経営戦略の一つとして位置づけています。実現のための投資にも積極的」(望月氏)

営業を担う代理店教育においても、健康に主眼を置いた研修をより設けるなど、従業員の意識変革にも努める。彼らにとって健康は福利厚生ではなく、企業アイデンティティと呼べる存在だ。全社を巻き込み、無理なく続ける。健康は一日にしてならず、ということだろう。

運動、睡眠、食事、精神状態——体調管理には、さまざまな乱数がからむ。それぞれを正確に把握し、従業員と企業が分担してコントロールする。そんな協力関係が、体調維持に寄与し、働き方改革の推進につながっていく。

新しい働き方へ、新しい体調管理。 飲んでカラダをバリアする乳酸菌でボディメンテ