齋藤薫のエクエルダイアリー

Vol.01しばらくメイクをしていないと、むしろ肌が荒れる訳

ステイホームで家にいて、メイクをしないで済むことはとても楽だった反面、実はこんな声も聞こえてきた。メイクの仕方を忘れるくらいに長い間メイクをしていなかったら、なんだか肌が荒れてきた……。
普通に考えれば、ファンデーションを塗らないこと自体、肌に負担をかけないから、本来肌には良いはずなのに。

一つには、コロナ禍による不安や戸惑いが肌にストレスをもたらしたからに違いないし、もう一つ、生活の大きな変化が体内時計とも言うべきサーカディアンリズムを乱してしまったから。そう考えてもいい。

じつは体内時計も、知らず知らず自分のライフスタイルに合わせて時を刻むようになっている。そのライフスタイルが大幅に崩れたときに、やっぱり体内時計も乱れるのだ。
仕事に行かない日も、仕事に行く日と同様、きちんと起きて、身支度もして、朝食を食べて、規則正しい生活をすること、それが安定した美しさを保つ大切な決め手なのである。

さらにもう一つ、毎朝メイクをすることが、良い意味での緊張感をもたらし、それが心のハリにもつながると同時に、 肌のハリツヤにもつながっていると考えても良いはず。「人は見られることで美しくなる」からなのだ。

メイクをして、よそ行きの服を着て、仕事に行く、あるいは人と会う、それはとりもなおさず社会と関わることであり、人から見られる事に他ならない。あたりまえの外出が女性にとってどんなに大切か、ここで改めて知ってほしいのだ。
逆に言えば、メイクの仕方も忘れてしまうほど、長い間メイクもせずに、自分を誰にも見せないことが、自らキレイになる力をも知らず知らず低下させていたのである。

そして、人に見られることで自ら美しくなる力の正体とは、言うまでもなく女性ホルモン。女性として輝く決め手は、やっぱり常にそこにある。まるで体の中で明かりをともすように、人を内側から輝かせてくれる力の源といってもいい。
それこそメイクをしたり、新しい服を来たり、香水をつけたり、女性として美しくあろうと思うこと、女性としてのそういう行為で、スイッチをオンする力、そう考えてもいいかもしれない。

いずれにせよ、女性はどんな時も、誰かに見られていると思うこと。見られるために美しくなろうとすること、それが大切なのである。
だから、しばらく家にいる時も、時々はメイクをして。自分自身に見とれるような美しさを自分に見せることも1つの美容。
予想もしなかったステイホームが、知らなかった肌のこと、知らなかった美しくなる力のありかを教えてくれたのである。

美容ジャーナリスト/エッセイスト
齋藤薫

女性誌編集者を経て独立。女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。新刊『大人の女よ!もっと攻めなさい』(集英社インターナショナル)他、『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。

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