齋藤薫のエクエルダイアリー

Vol.04エクササイズは単に引き締めだけのものではない。
その驚くべき副産物。

コロナ禍となってから、すっかり運動不足に陥っている人と、反対に今まで以上に良く運動しているという人がいる。だから、コロナ太りしている人と、コロナ痩せしている人に何となくだが二分されている印象。言い換えればそのくらい、以前とは生活スタイルが変わり、体の動かし方も変わったと言うことなのだ。ジムに行かないと体を動かせない人、家にいるからこそしっかりと運動ができた人、そんなふうに今までの習慣が変わったからこそ、体型の明暗が分かれているのだ。

特に40代後半から50代、女性はおそらく一生で1番太りやすい体質となる。食べ物に気をつかっていても、ちゃんと運動していても、なんだか脂肪がついてくる。言うまでもなく、これも1つの加齢。だからこそ、食事などによるダイエットより、やはりしっかり筋肉を作っていくべき年齢なのである。

それこそジムに通わなくても、家で簡単に筋肉をつける方法がある。スクワットやプランクはとても有名だが、もっともっと簡単なのが、夜寝る前、あるいは朝起きがけに、ベッドの上で足をあげるだけのエクササイズ。ともかくまっすぐ仰向けに寝て、両足を揃え、足の付け根から角度として30度だけ持ち上げる。これをできるだけ長い時間続けるだけ。最初は10秒3セットから。その秒数をどんどん長くしていくことができるはず。これだけで腹筋もおしりも太ももも、そしてふくらはぎまであらゆる筋肉が鍛えられて、そうなれば、睡眠中でさえ自然に代謝が良くなると言う良循環ができてくる。

何より重要なのは、続けること。そういう意味で、寝る前、起きた後、という当たり前のルーティーンに、その1分間なり2分間になりのエクササイズを加えていくと、必ず習慣にできる。つまり、歯磨きにカカト上げ運動を組み込むとか、食事の前、テーブルにつく直前に必ずダイニングチェアに片手を置いてスクワットをやるとか、 避けては通れない習慣に組み合わせていくことが、面倒になりがちなエクササイズを習慣化させる絶対のコツなのである。

ともかく、家で運動を続ける最大のテクニックは、嫌でも続いてしまう簡単なことを選んで、当たり前の習慣とセットにすること。いつの間にか、やらないと済まなくなるほど、難なく習慣になるはずなのだ。

そうこうするうちにだんだん筋肉がついてきて、代謝が良くなり、体がしまってくる。でも大切なのはここからで、そういうふうに、筋肉をつけて行ったとき、ふと気がつくのは心がとても元気になっていること。不思議なもので体に筋肉がついていくと、とても自然に前向きになれる。まるで心にも筋肉がついたように気持ちが強くなるのだ。だからちょっとやそっとの事では落ち込まない。いつも若々しく生き生きしていられると言う、これもまた素晴らしい良循環が生まれるのだ。

例えばこんな瞬間。今までならば一度ソファに座りこんだら、なかなか立ち上がりたくなくなるのに、腹筋がついてからはすっと立ち上がって行動を起こせる。そういう一瞬のパワーが人を前向きにするのだ。そのことをぜひ知っておいてほしい。筋肉をつけながら、体型を維持して元気にもなれる、大人のエクササイズのニューノーマルである。

美容ジャーナリスト/エッセイスト
齋藤薫

女性誌編集者を経て独立。女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。新刊『大人の女よ!もっと攻めなさい』(集英社インターナショナル)他、『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。

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