齋藤薫のエクエルダイアリー

Vol.07女性の悩みをテクノロジーで解決する
フェムテックの時代、飲むフェムテックを始める!

「フェムテック」という言葉を聞いたことがあるだろうか? 最近は女性誌やウェブでとてもよく見かけるようになったこのワード。じつは女性=フィメールと、技術=テクノロジーの造語であり、女性特有の悩みを解決に導く様々なモノやサービスという意味を持つ。

生理用品や妊娠にまつわるサポートアイテムが中心で、例えばナプキンなどの生理用品がいらない生理用下着なども今続々開発されている。オーガニックなどクリーンビューティーな考え方が目立つのも、ひとつの特徴だ。ここへさらに女性のデリケートゾーンに対する特別なクレンジングや保湿といった、もともと「デリケートゾーンケア」と呼ばれていたジャンルが吸収される形で、今大きなカテゴリーを作りつつあるのだ。

いや厳密に言えば、海外には以前からあったもの。“ビデ”などもその一つに入るのだろうか。でも日本でビデを使う人は本当に少数派。デリケートゾーンケアそのものが、つい最近まで語るのも恥ずかしいとされてきた全く未開拓の分野だった。

それが数年ほど前から、百貨店にもデリケートゾーンケアのコーナーができたりするに至り、瞬く間に話題となった。勢いは止まらずに、その領域自体がどんどん膨らんでいったのだ。一人密かに悩んでいた人がいかに多かったことか!

女性特有の悩みは、人と共有しにくい。友達同士でさえ、日頃話題になりにくい。それこそ誰かが口火を切って話し始めれば、実は私も、実は私も、と声を出せても、基本的には1人で悩みを抱えがち。そういう種類のものだと思うのだ。

でもこの考え方が市民権を得て、誰もが普通に当たり前に口に出来るようになれば、女性たちの生活は少なからず変わるはず。もっともっと快適になるはずなのだ。いよいよ、いやようやく、 女性たちを楽にする時代が始まるのだ。

新しい機能を持った生理用品で生理そのものの負担が軽くなるのは言うまでもないけれど、デリケートゾーンのケアをきちんとすることでも、生理やそれに付随する様々な悩みを軽減させて、それがまた総合的なエイジングケアにつながるとも言われるのだ。

同様に、女性だけの月のサイクルによって、体のコンディションが低下したり、肌荒れしたり、また心が上向きにならなかったり、そういうことにちゃんと対策を打つのも、今同じようなカテゴリーに入れて考えてみたい。
女性たちは皆周期的なコンディションの変化を、それこそ10代の頃から繰り返してきているのに、それに対する明快な対策を打ってこなかった人がほとんどなのだろう。でもこうしたフェムテックへの注目で、我慢してきたことをもう我慢しないという流れになってきたのは確か。だから同じように、女性の健康をサポートするインナーケアにもにわかにスポットが当たっているのだ。

それこそ女性特有のサイクルに歩調を合わせるように、人を生き生き見せる、そういうインナーケアを取り込むことも1つのフェムテック。そう考えてみてはどうだろう。

女性はもっと快適に生きられる、それをまず自分自身が気づくこと。そして具体的に何かを始めることなのだ。仕方ないと諦めていたことを諦めない。そこから始めたいのである。

美容ジャーナリスト/エッセイスト
齋藤薫

女性誌編集者を経て独立。女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。新刊『大人の女よ!もっと攻めなさい』(集英社インターナショナル)他、『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。

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