第59回
フェイクレザー風ジャケットを1枚
秋冬に活躍するフェイクレザー風ジャケットの着こなしを紹介します。モデルは、会社員の村島加純さん(50代)です。

脱・ベーシック
村島:肌寒くなってくると、アウターが欲しくなります。毎年、新しい形や色に挑戦したいと思いつつ、代わり映えのないものを選んでしまいます。
石田:ベーシックなアイテムは便利ですが、攻めの1枚があると、おしゃれはぐんと楽しくなります。村島さんがふだん選ばない色、形のアウターを着てもらいましょう。
村島:きれいなブルー。さすがにこの色は持っていません(笑)。レザージャケットも着心地が不安で……。
石田:これはフェイクレザーです。とっても柔らかい素材で、動きやすいんですよ。色も、あえてブルーで。今回のように、全身ブラウンでまとめると地味になりがちですが、ここにブルーのジャケットを合わせるだけで、おしゃれな印象になります。色ものはポイントにしやすいので、おしゃれ初心者さんにおすすめです。
石田:ベーシックなアイテムは便利ですが、攻めの1枚があると、おしゃれはぐんと楽しくなります。村島さんがふだん選ばない色、形のアウターを着てもらいましょう。
村島:きれいなブルー。さすがにこの色は持っていません(笑)。レザージャケットも着心地が不安で……。
石田:これはフェイクレザーです。とっても柔らかい素材で、動きやすいんですよ。色も、あえてブルーで。今回のように、全身ブラウンでまとめると地味になりがちですが、ここにブルーのジャケットを合わせるだけで、おしゃれな印象になります。色ものはポイントにしやすいので、おしゃれ初心者さんにおすすめです。

ブルージャケット1つ目の着こなし。ブラウンとブルーはクールな色合わせ。透け感のある素材を2枚重ねたスカートの裾は切りっぱなしで軽やか。首元に大ぶりのストールを巻いてワンポイントに。
ジャケット、ストール/ともにタバサ(パパス ☎03-6427-9306)スカート(サン・フェルメール ☎03-5411-2241)ソックス(タビオ ☎0120-315-924)靴/J&M デヴィッドソン(モーダ・クレア ☎03-3875-7050)
ジャケット、ストール/ともにタバサ(パパス ☎03-6427-9306)スカート(サン・フェルメール ☎03-5411-2241)ソックス(タビオ ☎0120-315-924)靴/J&M デヴィッドソン(モーダ・クレア ☎03-3875-7050)
色を合わせる
石田:コーディネートに迷ったら、色を合わせてみましょう。柄のパンツは、ジャケットのブルー、帽子の黒、Tシャツの白が入っています。Tシャツの胸元のワンポイントは水色で、ジャケットと同系色。色を合わせるだけで、「ちゃんとコーディネートしている」という印象を与えます。
村島:帽子も可愛いです。
石田:髪を適当に結んだり、下ろしっぱなしにしたりすると、せっかくのコーディネートが映えません。ヘアアレンジがうまくできないときは、帽子をアクセントにする手もあります。
村島:おしゃれのための帽子、取り入れてみます。
村島:帽子も可愛いです。
石田:髪を適当に結んだり、下ろしっぱなしにしたりすると、せっかくのコーディネートが映えません。ヘアアレンジがうまくできないときは、帽子をアクセントにする手もあります。
村島:おしゃれのための帽子、取り入れてみます。

ブルージャケット2つめの着こなし。ジャケットのブルーを中心に、白と黒の3色でコーディネート。色を限定すると、まとまり感がでる。Tシャツの文字と絵は、石田さんが筆で描いたもの。
ジャケット/共通 パンツ/タバサ(パパス ☎03-6427-9306)帽子/フルラ(ムーンバット ☎03-3556-6810)リング/(アビステ ☎03-3401-7124)スニーカー/アンテプリマ(モーダ・クレア ☎03-3875-7050)
ジャケット/共通 パンツ/タバサ(パパス ☎03-6427-9306)帽子/フルラ(ムーンバット ☎03-3556-6810)リング/(アビステ ☎03-3401-7124)スニーカー/アンテプリマ(モーダ・クレア ☎03-3875-7050)
フリルシャツをポイントに
村島:フリルのシャツとレザージャケット、合わせてもいいんですね。
石田:もちろんです。フリルは単体だと派手だったり、甘すぎると感じたりして敬遠しがちですが、ジャケットの中に着て、ちらっと見えるようにするとポイントになります。
村島:ジャケットって、ハードな印象だったのですが、こうやって着こなせば、柔らかく、フェミニンに見えますね。
石田:そう。相反するものを組み合わせることで、お互いの良さを引き立てるというわけですね。この冬は、ぜひ攻めのアウターを1枚。鏡の前で、「こうかしら?」「これもいいかも?」と楽しいおしゃれ時間を過ごしてみてください。
石田:もちろんです。フリルは単体だと派手だったり、甘すぎると感じたりして敬遠しがちですが、ジャケットの中に着て、ちらっと見えるようにするとポイントになります。
村島:ジャケットって、ハードな印象だったのですが、こうやって着こなせば、柔らかく、フェミニンに見えますね。
石田:そう。相反するものを組み合わせることで、お互いの良さを引き立てるというわけですね。この冬は、ぜひ攻めのアウターを1枚。鏡の前で、「こうかしら?」「これもいいかも?」と楽しいおしゃれ時間を過ごしてみてください。

ブルージャケット3つ目の着こなしは、フリルの柄シャツに、柔らかい印象の白のワイドパンツを合わせて。大人らしい、上品な装いに。
ジャケット/共通 パンツ/ハウント/ハウント代官山(ゲストリスト ☎03-6869-6670)イヤリング/(アビステ ☎03-3401-7124)ブーツ/マッキントッシュ ロンドン(モーダ・クレア ☎03-3875-7050)
※記事内で紹介している服や小物は、石田さんのセレクトショップ「DUE deux」(東京・月島 ☎03-6228-2131)で購入できるものもあります。石田さんのマンツーマンアドバイス(ひとり1時間5,000円)も予約可能。
ジャケット/共通 パンツ/ハウント/ハウント代官山(ゲストリスト ☎03-6869-6670)イヤリング/(アビステ ☎03-3401-7124)ブーツ/マッキントッシュ ロンドン(モーダ・クレア ☎03-3875-7050)
※記事内で紹介している服や小物は、石田さんのセレクトショップ「DUE deux」(東京・月島 ☎03-6228-2131)で購入できるものもあります。石田さんのマンツーマンアドバイス(ひとり1時間5,000円)も予約可能。

石田純子(いしだ・じゅんこ)さん
スタイリスト。ファッション誌「装苑」の編集者を経て独立。メディアで活躍する一方、スタイリングアドバイザーとして、体型のコンプレックスをプラスに転換する着こなし術を提案。東京・月島のセレクトショップ「DUE deux」のプロデューサー。同ショップでは予約制で「着こなし相談会」を実施中。1時間5,000円で石田さんからマンツーマンアドバイスが受けられる。監修書に『おしゃれの魔法 18人の物語~おしゃれが上達する大人服』『捨てられない服』『第一印象で素敵な人になるおしゃれの法則』(共に、主婦の友社)『おしゃれな人には理由がある』(三笠書房)など多数。