コラム 暮らしを彩るワンポイントメイクアップアーティスト・レイナさんの
【人生が変わるメイク】

第2回 
“ヘルシーメイク”で表情まで変わる!

こんにちは!メイクアップアーティストのレイナです。第2回目はアイメイク、チーク、リップを使った“ヘルシーメイク”を紹介しましょう。モデルの大田黒寿代さん(50代)の変化、見てください。健康的で表情までポジティブになったと思いませんか?
第2回 “ヘルシーメイク”で表情まで変わる!/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】

アイメイク、3種の神器

今年、注目してほしいのは“ヘルシーメイク”。健康的ではつらつな印象を与えるメイクです。ナチュラルメイクが基本ですが、それは「お化粧をしない」ということではないんです。若い頃は、リップだけでよかったかもしれませんが、大人がヘルシーに見せるには、テクニックが必要。すぐにできるちょっとした小技で、ドラッグストアで買えるプチプラコスメでもOK。ぜひ覚えてくださいね。 まずはアイメイク。必要なものはアイシャドウ、マスカラベース、アイライナーの3つだけ。アイシャドウはクリームタイプで、パ―ルが細かいもの。マスカラベースは色付き(黒)のもの。アイライナーはペンシルタイプが扱いやすいです。たった3つで目元が大変身します!早速、メイクしていきましょう。

大田黒さんコメント

「どれもデパートやドラッグストアで買えるアイテムばかりで、ありがたいです」
第2回 “ヘルシーメイク”で表情まで変わる!/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
「これがあれば、毎日のアイメイクが格段に楽になり、仕上がりも美しく、持ちもよくなります」とレイナさん。
上から、エテュセ アイエディション<マスカラベース>(エテュセ)/キャビアスティック アイカラー R2(ローラ メルシェ)/クリーミータッチライナー 03<アイライナー>(キャンメイク)

呼吸、忘れないで!

まずはアイシャドウです。が、その前に、呼吸を忘れずに!集中すると呼吸が止まりがち。メイクがうまくなるコツは、なによりも呼吸。「シュッシュ」とか、「ぬりぬり」など、一人でおしゃべりしてみると息が上手に吐けます。呼吸が止まらず、余計な力が入らないのできれいな仕上がりになりますから、ぜひ試してみてくださいね。
さて、アイシャドウは目元に明るさを出すために、まぶたの上と涙袋の2ヵ所だけ塗ります。ここにツヤが出ることで、血色がよく、華やかになります。
次にマスカラです。このマスカラベースは、マスカラと同じようにまつげを濃く見せてくれる上に、カールをキープしてくれるので、私も毎日のように使っています。ウォータープルーフなのでパンダ目も回避してくれるし、ダマにならないのもいいところ。上下のまつ毛に塗ってください。
アイラインは、塗っていることがわからないようにするのが、ナチュラルメイクのポイント。「インサイドライン」と言って、まつ毛の生え際を内側から埋めるように描いてください。

大田黒さんコメント

「インサイドライン、初挑戦!目のきわに描くのでドキドキしましたが、まぶたのきわに描くより簡単かもしれません」
第2回 “ヘルシーメイク”で表情まで変わる!/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
まぶたの上、目のきわには入れず、最もふくらみのある部分に塗り、指で軽く押さえてなじませる。
第2回 “ヘルシーメイク”で表情まで変わる!/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
目のきわ、涙袋をなぞるように塗る。中央は重ね塗りをしてやや濃くすると立体感が出る。
第2回 “ヘルシーメイク”で表情まで変わる!/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
上まつ毛は、まつ毛を押し上げるように下から上へ。下まつ毛は、マスカラを縦にして左右に動かすときれいにつきます。
第2回 “ヘルシーメイク”で表情まで変わる!/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
インサイドラインは、一度目を閉じて、指でまぶたをひっぱると描きやすい。線を描くというより、点を打っていくように色をのせる。

チーク、リップでマスクを取っても美しく!

マスクを外す機会も少しずつ増えてきましたね。「マスク美人」なんて言われないように、チークとリップのコツも紹介しましょう。チークは、頬を赤くするだけのものと思っていませんか?頬を中心に、顔全体にふわっとのせることで、血色の良い生き生きとした顔になります。チークの色は、リップの色とリンクすると、上品にまとまりますよ。

大田黒さんコメント

「ブラシに残ったチークまで使うんですね!」
第2回 “ヘルシーメイク”で表情まで変わる!/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
黒目の外側と小鼻のつけ根の交点にブラシを置き、さっとこめかみのほうにブラシを動かす。ブラシに残っているパウダーをのせるように、そのまま、まぶたと輪郭に沿ってブラシを動かす。
第2回 “ヘルシーメイク”で表情まで変わる!/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
「おすすめの色は、どんな肌の人にもなじみやすいコーラルピンク」とレイナさん。
左から、リップスティック プリティヴェイカント(rms beauty)/プレスドブラッシュ クラッシュドローズ(rms beauty)

メイクは生きる力

大田黒さん、若々しくなりましたね。メイクで自分の好きな顔になると、自信を持って人に会えるようになります。見られていることがうれしくなるので、胸を張って歩くようになりますし、姿勢までよくなる方もたくさん見てきました。メイクは、生きる力。人生は何歳からだって変えることができる、と思いませんか?

大田黒さんコメント

「簡単なのに効果的なナチュラルメイク。私の普段メイクが、いかにやりすぎだったかよくわかりました」
第2回 “ヘルシーメイク”で表情まで変わる!/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
「レイナさんに教えてもらったナチュラルメイクなら、近所への買い物はもちろん、友だちに会うのも自信が持てますね」(大田黒さん)
「それはよかったです。アイテムも最小限で済みますし、簡単なのでメイクの時間も短くなると思います」(レイナ)
レイナ(れいな)さん
メイクアップアーティスト。1978年生まれ。早稲田大学在学中にメイクアップスクールに通う。大学卒業後、大手化粧品会社勤務を経て、2006年より独立。その人本来の美しさを引き出すナチュラルメイクを得意とし、女優やタレント、文化人などから指名を受ける。美容誌・女性誌の美容企画の監修、連載のほか、CM・Webなどで活躍。20年以上のキャリアでのべ1万人以上の肌に触れた経験から、化粧品の開発にもかかわる。メイクアップサロン「Crystalline(クリスタリン)」主宰。完全予約制のプライベートメイクレッスン、グループレッスンを行うほか、プロ向けの教室、研究室も主宰する。著書に、『眉の本』(光文社)、『いくつになってもキレイになれる』(主婦の友社)、『コンプレックスを解く 本当にちょっとしたメークの法則』(小学館)がある。
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