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ビタミン&ミネラル Q&AビタミンK

ビタミンKについて

ビタミンKは、血液凝固因子を活性化する脂溶性ビタミンです。ビタミンKのKはビタミンが発見された順番ではなく、凝固の意味であるkoagulationが由来となっています。ビタミンKは、緑葉野菜、鶏卵や肉類、乳製品、納豆などに含まれています。ビタミンKは幅広い食品に含まれているため、健康な人ではビタミンKの欠乏症である血液凝固の遅延は滅多に見られません。しかし、新生児および乳児ではビタミンKの欠乏症は起こりやすいとされています。

現在心房細動を患っていますが、主治医にビタミンKの摂取を控えるように言われました。なぜですか?

おそらくワルファリンカリウムというお薬との相互作用を避けるためのアドバイスと思われます。

  • 一般名ワルファリンカリウムとは?
    血液を固まりにくくする薬で、心房細動の患者さんなどに処方されます。
  • ビタミンKがワルファリンカリウムの作用を弱めるのはなぜか?
    ビタミンKは「抗出血性因子」とも呼ばれ、血液が固まる反応に関わっています。詳しく言うと、4つの血液凝固因子と3つのタンパク質の働きに関与しています。一方、ワルファリンカリウムは、ビタミンKの作用を阻害することによって血を固まりにくくしています。つまり、ワルファリンとビタミンKは、相反する作用をもっているため、お互いの作用を弱くしてしまうのです。
  • どんな食品に気をつければいいのか?
    ワルファリンカリウムの添付文書中に「作用を減弱する事がある食品」として記載されているのは、「アルコール、納豆、クロレラ含有食品、青汁、セントジョンズワート」です。(但し、アルコールとセントジョンズワートは別の機序でワルファリンカリウムの作用を妨げます。)
    心房細動等の治療にワルファリンカリウムが使用されることもあります。
    このワルファリンにはビタミンKと競合阻害作用があるため、血中ビタミンKの値が高くなるとワルファリンが正しく作用しないことが明らかになっています。
    従って、ワルファリンを服薬中であれば、サプリメント摂取前に必ず主治医にご相談いただきますようお願いします。