イオン飲料を用いた水分補給に関する主な研究成果

研究成果一覧

Plasma volume and blood viscosity during 4 h sitting
in a dry environment: Effect of prehydration
Doi T, Sakurai M, Hamada K, Matsumoto K, Yanagisawa K, Kikuchi N, Morimoto T,
Greenleaf JE
Aviat Space Environ Med 2004; 75: 500-504
目的:
イオン飲料の摂取が、長時間座位安静時の体水分バランスの維持と血液粘度上昇防止に有効であるか、検討を行った。
方法:
健常成人男性12名を対象に、イオン飲料、水、無摂取の3条件にてクロスオーバー比較試験を実施した。試験飲料を体重1kgあたり6ml摂取させた後、室温23.0-23.5℃、湿度18-36%の人工気象室にて座位安静を保たせた。4時間の座位安静中、血漿量、血液粘度の変化および水分の体内保持率を測定した。
結果:
イオン飲料摂取では、座位安静開始から2時間目までの水分の体内保持率が水摂取に比べて有意に高く、血漿量変化率も、有意に高値を示した。血液粘度は、イオン飲料で無摂取に比べて、座位安静3時間目において有意に低値を示した。
考察:
イオン飲料による水分補給は、乾燥した環境下での長時間座位姿勢の維持により生じる、血漿量の低下および血液粘度の上昇を抑制することが示唆された。
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