第62回
チョコ×花でバレンタインサプライズ
チョコレートと花を組み合わせればバレンタインのサプライズにぴったりです。

大切な人に感謝を
日本のバレンタインデーは女性が男性にチョコレートを贈るのが通例ですが、フィンランドでは「友だちの日」。友だち同士でカードを交換したり、映画や食事に行ったり。また、チューリップの花束を友だち、家族のほか、会社から会社にプレゼントするといった習慣もあります。ふだんからお世話になっている人や大切な人に感謝の気持ちをこめて、お花とチョコレートを組み合わせたサプライズアレンジメントを作ってみましょう。

花材・道具:スプレーバラ/チューリップ/ラナンキュラス/マトリカリア/スカビオサ/リューココリーネ/ローズゼラニウムの葉/ピトスポーラム/ブプレリウム/アイビー/チョコやグミなどのお菓子/グラス/フローラルフォーム/接着剤/ワイヤー/輪ゴム/リボン/はさみ/ナイフなど

左上の袋はグミ。個包装のものはチョコレート。どちらもフィンランド製。このようなカラフルなお菓子を用意します。
包装紙の色に注目
フィンランド人は甘いお菓子が大好き。多くの人が、サルミアッキ(Salmiakki)に代表される飴やグミ、ガム、チョコレートなどを家にも職場にも常備しています。ここでは、個包装のチョコレートをグラスに入れます。お花は好きなもの、旬のものでOKですが、グラス内のお菓子の包装紙の色に合わせると統一感が出ておしゃれに仕上がります。

1 グラスにチョコレートを入れます。半分よりも少し多いくらいの量を入れておくと見た目のバランスがよくなります。

2 グラスのふちのサイズに合わせてカットしたフローラルフォームに水を吸わせます(水の吸わせ方は、第54回 イースターにはスイセンを参照)。水分がグラス内のチョコレートに当たらないように、底にビニールをかぶせて輪ゴムで留め、オアシスが隠れるようにビニールの外側にリボンを巻き付けて接着剤で留めておきます。

3 1のグラスに2のフローラルフォームを入れます。フローラルフォームの側面からワイヤーを2本、十字に通し、フローラルフォームから突き出たワイヤーがグラスで引っかかるように折り曲げておきます。これで、フローラルフォームがグラス内に落ちなくなります。
たっぷりの花を
フローラルフォームを隠すように葉と花を挿していきます。アイビーやゼラニウムなど広がりのある葉を側面に挿すようにすると自然に隠すことができます。フローラルフォームを使用するアレンジメントは、とにかくたっぷりの花(葉)を使うのがポイント。種類を豊富にするとよりゴージャスになりますが、シンプルに数種類の花と葉だけでアレンジしてもいいでしょう。自分の好きな花を使うのが一番です。

4 茎を斜めにカットしたアイビーをフローラルフォームの側面に挿します。

5 ゼラニウムやピトスポーラムなどのグリーンをバランスよく挿します。

6 バラやチューリップ、スカビオサなどメインとなる花をどんどん挿していきます。

7 最後に、マトリカリアやブプレリウムなど小花をすき間に挿して、ボリューム感を加えます。
スポッと外してサプライズ
できあがったアレンジメントは、大事な人を招いたお茶会や食事会のテーブルフラワーとして飾っておくのがおすすめ。「え!これ、どうなっているの?」と話題になること間違いなし。お花の部分をスポッと外して、グラスの中のチョコレートを渡せば、さらに驚いてくれるはずです。

グラスの中身はナッツやチーズなどのお酒のおつまみでもOK。お花を見ながら、美味しい時間をお過ごしください。
デザインのテクニックを知りたい人は、ヘンティネン・クミさんが主宰する北欧フラワーデザイン教室で丁寧に教えてもらえます。趣味のコースでは、6,500円(花資材・講師料・税込み)で受講できる体験レッスンもあります。また、お花をもっと知りたい、お花を教えるようになりたい方のためのマンツーマンプライベートレッスンも始まりました。(https://www.linoka.jp/)
著書『森の植物が教えてくれた 北欧フィンランドのフラワーデザイン』からも学べます。(詳しくはこちら)
デザインのテクニックを知りたい人は、ヘンティネン・クミさんが主宰する北欧フラワーデザイン教室で丁寧に教えてもらえます。趣味のコースでは、6,500円(花資材・講師料・税込み)で受講できる体験レッスンもあります。また、お花をもっと知りたい、お花を教えるようになりたい方のためのマンツーマンプライベートレッスンも始まりました。(https://www.linoka.jp/)
著書『森の植物が教えてくれた 北欧フィンランドのフラワーデザイン』からも学べます。(詳しくはこちら)
ヘンティネン・クミ(へんてぃねん・くみ)さん
北欧フラワーデザイナー。13歳より池坊生花を学び、国内大手百貨店内のフラワーショップに10年間勤務。イギリス、オランダへ花留学したのち、1998年からフィンランドへ。北欧フラワーデザインのパイオニアであるヨウニ・セッパネン氏の専属アシスタントを務めながら、フィンランド国立KEMPELE花卉園芸学校マスターフローリスト科を卒業。ヘルシンキ市内でフラワーショップとスクールを経営。13年間の欧州での花仕事の後、2007年に帰国。東京・新御徒町駅上の「LINOKA Kukka」で、北欧スタイルのフラワーデザインスクールを開校。趣味のコースのほか、お花を仕事にしたい方や、基本からしっかりお花を学びたい方への完全プライベートレッスンのディプロマ取得コースがある。著書『森の植物が教えてくれた 北欧フィンランドのフラワーデザイン』(六耀社)。
