コラム 暮らしを彩るワンポイントSay若創り学教室・浅香純子さんの
マイナス10歳メイク

第5回 
チークの入れ方が変わった!

高田左香衣(49歳)さんに、浅香さん流の大人メイクを学んでもらう連載第5回。今回は、血色アップと引き締め効果を演出するチーク術を教えてもらいます。

大人のチークは2色使いで

血色をよく見せるために、頬骨に沿ってローズのチークを濃く入れる。大人世代にありがちなメイクですが、実は老け顔を強調してしまうNGメイクなんです。繰り返しになりますが、40代以降の顔は、たるみによりまぶたや鼻の下が間延びして縦長になっています。濃いチークを斜めに入れると、縦長が助長されるだけでなく、こけた頬がさらにくぼんで見えることに。また、黄ぐすみした肌にローズ色はなじみづらい。浮いて見えてしまいます。そこで、私が提案するのは、「チークの2色使い」。たるんだ肌を引き締め、自然な血色を演出します。
第5回 チークの入れ方が変わった!/Say若創り学教室・浅香純子さんの【マイナス10歳メイク】
浅香さんが描いたチークの効果の図。「全体が下がり、間延びした顔をきゅっと持ち上げ、血色をアップするのがチークの役目です」。

オレンジチークで引き締め

黄ぐすみした肌になじむ色。それはオレンジです。まずは、「ベースチーク」として、オレンジのチークを使いましょう。ブラシをオレンジのパレットの上に垂直に立て、くるくると回しながら毛先にチークの粉をたっぷり含ませます。次に、ブラシの先端を上に向けブラシを立てます。ブラシの柄を手の甲にトントンと軽く当て、チークの粉がブラシの毛の奥に入り込むようにします。こうすると、ブラシを肌に当てたときに、粉が少しずつつき、ムラのない仕上がりになります。さて、チークをつけていきましょう。耳の穴の手前にブラシを当て、顔の内側に向かって真横にブラシを動かします。ちょうど頬骨のあたりまで帯状に色を入れるイメージで。2~3回繰り返したら、反対側も同様にします。もたついた顔が引き締まります。
第5回 チークの入れ方が変わった!/Say若創り学教室・浅香純子さんの【マイナス10歳メイク】
耳から頬骨に向かって真横にブラシを滑らせる。「下がらないように気をつけて」と浅香さん。斜めに下がると、頬がこけてやつれた印象になってしまう。

ピンクチークでリフトアップ

次に使うのはピンクのチークです。「ポイントチーク」として使います。オレンジと同様に、ピンクのチークをブラシに取り、ブラシの毛の奥に粉を落とします。黒目の下、小鼻より上の位置に毛先を軽く当て、小さく円を描きます。ブラシを当てる位置は、自分が思っているよりも、内側、上側を意識してください。オレンジのベースチークのおかげで、ピンクのポイントチークが肌から浮かず、自然な血色を表現できました。頬の位置も心なしか上がったような気がしませんか?
第5回 チークの入れ方が変わった!/Say若創り学教室・浅香純子さんの【マイナス10歳メイク】
ニコッと笑って、最も頬が高くなるところよりも、やや内側、上側にブラシを当て、くるくると小さく円を描く。

仕上げは鼻の下、上まぶた、あご

ブラシにはほんの少しピンクのチークが残ってますね。これを利用して、40代以降の顔に現れる「間延びポイント」をカモフラージュしましょう。まずは、鼻の下にささっと。鼻の下が引き締まって見えるだけでなく、濃くなった産毛も目立たなくなります。さらに、上まぶたの上にすっとブラシを滑らせます。まゆ毛と目の間の距離が狭まったように見え、明るい印象になります。最後は、あごの下に。輪郭がぐっと引き締まります。
第5回 チークの入れ方が変わった!/Say若創り学教室・浅香純子さんの【マイナス10歳メイク】
仕上げは、パッと見てわからない程度に薄く色を乗せる。ブラシに残っている分を使うとよい。

目鼻立ちまでくっきり

さて、チークの2色使いをマスターした高田さん。今までは、チークを省略することが多いと話していましたが、いかがでしたでしょうか。

「チークを入れる前の写真(左)を見ると、なんだか顔色が悪くて心配になりますね(笑)。チークを入れた後(右)は、血色がよくなっただけでなく、肌がキュッと引き締まり、表情がはっきりしたような気がします。ピンクとオレンジの2色が入ったチーク、早速買って毎日の化粧セットに加えます!」

とても健康的でご機嫌な肌に仕上がりましたね。柔和な表情も印象的です。さて、次回は、リップです。ナチュラルでありながら華やかなリップのつけ方を紹介しましょう。
第5回 チークの入れ方が変わった!/Say若創り学教室・浅香純子さんの【マイナス10歳メイク】
左がチークを乗せる前、右が2色のチークを施した後。血色がよく、顔が引き締まり、上がって見えます。
浅香純子(あさか・じゅんこ)さん
「40代以降は顔の変化に合わせてメイクを変えてほしい」と話す浅香純子さんに、気持ちまでぐっと上がるメイク術を学びます。
「Say若創り学教室」主宰。長年、大手化粧品会社でブランドマーケティングに携わる。コスメブランド「RMK」では商品開発&PRを担当。「SUQQU(スック)」「CHICCA」などのブランドの立ち上げにも従事。2011年に退職後、大人のためのコスメブランド「Say」のブランドマネージャーに就任。2012年、東京・銀座に中高年女性向けのスキンケアとメイクを学ぶ「Say若創り学教室」をオープン。豪快でありながら説得力のある語り口が人気で、雑誌やテレビでも活躍している。近著に『50歳からは塗りすぎをやめると美しくなる』(大和書房)『いくつになっても変われる 大人のメイクレッスン』(ナツメ社)がある。
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