コラム 暮らしを彩るワンポイントSay若創り学教室・浅香純子さんの
マイナス10歳メイク

第12回 
清潔感を引き出すベースメイク

浅香さんからマイナス10歳メイクを教えてもらい、「お化粧が楽しい」と話す高田左香衣さん。今回は顔がパッと明るく見えるベースメイクを紹介します。

厚塗りは老け顔のもと

高田:顔を明るく見せたいと思い、ファンデーションを塗っているうちに顔が真っ白!という悲劇を繰り返しています(笑)。
浅香:シミやしわ、毛穴が気になる大人世代。隠したくてファンデーションをたっぷり塗ってしまう方多いんですが、実は、それが老け顔の原因。
高田:肌がくすんでいるから、白っぽいほうがいいかなと思っていたんですが……。
浅香:ファンデーションを塗るほどに、肌の透明感が失われ、年齢以上の肌に見えてしまいます。大丈夫。シミもしわも毛穴も、みんなそんなに見ていません。
高田:そういってもらえると心強いです。
浅香:年齢とともにファンデーションは薄くしていきましょう。薄づきでも、清潔感のある肌は作れます。さあ、始めましょう。
第12回 清潔感を引き出すベースメイク/Say若創り学教室・浅香純子さんの【マイナス10歳メイク】
左が高田さんの普段のメイク。右が清潔感メイク。自然なツヤがあり、健康的に見える。

下地だけでもいいんです

浅香:大人世代はファンデーションよりも化粧下地が大事。
高田:何色の下地がベストですか?
浅香:オレンジ色です。オレンジは、「黄色」と「赤」を混ぜた色ですから、黄色っぽくくすんでいる大人の肌になじみます。また、血色が悪くなっている肌に赤みが加わることで、若々しく透明感のある肌を作り出すことができます。
高田:下地を塗っただけで、顔が明るくなった気がします。
浅香:くすみやクマ、頬のくぼみ、こめかみのへこみなどが気にならなくなりましたね。ちょっとご近所にお出かけというくらいなら、下地だけでもいいと思います。
高田:ファンデーションは絶対!と思っていたので驚きですが、確かに肌色がワントーンアップしています。
第12回 清潔感を引き出すベースメイク/Say若創り学教室・浅香純子さんの【マイナス10歳メイク】
(上)化粧下地は2cmくらいを目安に手の甲に出す。中指と薬指の第二関節をすべらせて少量を取る。(下)顔の中心から外側に向かって伸ばす。目の下、小鼻、唇の端は中指の腹で抑えるようにつける。

ファンデーションはブラシで

浅香:いよいよファンデーションですが、パウダーをブラシにとってつける方法をおすすめします。
高田:付属のスポンジは使わないのですね?
浅香:スポンジはどうしても取りすぎてしまうので、ファンデーションを減らすためにはブラシがベストです。
高田:ファンデーション選びはいつも、色味で迷います。
浅香:「私はこの色」って決めないほうがいいですね。年齢だけでなく、季節や体調でも肌の色は変わります。あごにつけてみて、首との色差がないか、確かめてみてください。少し明るめの色でも大丈夫です。
高田:確かに、体調がいいときって肌の色も明るい気がします。それでも迷うときは……。
浅香:プロに相談してみてください。適切なアドバイスをしてもらえると思います。
第12回 清潔感を引き出すベースメイク/Say若創り学教室・浅香純子さんの【マイナス10歳メイク】
(上)ブラシを垂直に立てて2~3周くるくると回す。(下)両頬→額→鼻筋→小鼻→口周り→あごの順で中央から外側に向かって円を描くように筆を滑らせる。目の下など細かいところは筆をすぼめて。

パウダーは女優ライト

浅香:普段はファンデーションまででOKですが、より清潔感と華やかさをプラスするには、パウダーを使いましょう。
高田:マットなタイプですか?ツヤのあるタイプですか?
浅香:きめ細かいパールが入っているツヤありのパウダーを選びましょう。ハリがなく、骨ばってくる大人の顔にキラキラとしたパウダーがのることで、全体に丸みとハリが出ます。気になるところを光で飛ばすイメージ。女優ライトの代わりです(笑)。
高田:一気にツヤ感が増しました。
浅香:肌全体にのせたら、首の中央のラインにも入れると、首が細く見えて美しいですね。
第12回 清潔感を引き出すベースメイク/Say若創り学教室・浅香純子さんの【マイナス10歳メイク】
(上)付属の平ブラシをねかせて10往復。たっぷりつける。(下)ブラシをねかせた状態で、肌の表面をなでるように内側から外側に動かす。鼻筋はまっすぐ下ろす。

チャームポイントを大事にする

浅香:清潔感のある健康的な肌になりました。
高田:このツヤ……。さっきまで見ていた私の肌ではないみたいです。
浅香:「今日はきれいな自分で出かけたい」という日は、「薄く」「丁寧に」を意識して肌を作ってみてくださいね。
高田:これまで、自分の嫌いなところを隠すためにファンデーションを塗ってきましたが、もっときれいに見せるために……と考えると楽しくなります。
浅香:いつも生徒さんに「好きなところはどこですか?」と聞くんです。ほとんどの方が「ない」と答える。気に入らないところは挙げたらキリがないんです。だから、1つでもいいからチャームポイントを大事にしましょうって話しています。
高田:私のチャームポイント……。少しわかってきた気がします。
浅香:いいですね。メイクが楽しくなると鏡を見るのが好きになりますから、自分の好きなところもすぐに見つかると思います。
第12回 清潔感を引き出すベースメイク/Say若創り学教室・浅香純子さんの【マイナス10歳メイク】
「いかにも『塗っています』という感じではなく、素肌のように自然な肌になったのがうれしいです」と高田さん。
浅香純子(あさか・じゅんこ)さん
鏡を見るのが楽しくなる浅香純子さんのメイク術。大人世代にぴったりのテクニックを紹介してもらいます。
「Say若創り学教室」主宰。長年、大手化粧品会社でブランドマーケティングに携わる。コスメブランド「RMK」では商品開発&PRを担当。「SUQQU(スック)」「CHICCA」などのブランドの立ち上げにも従事。2011年に退職後、大人のためのコスメブランド「Say」のブランドマネージャーに就任。2012年、東京・銀座に中高年女性向けのスキンケアとメイクを学ぶ「Say若創り学教室」をオープン。豪快でありながら説得力のある語り口が人気で、雑誌やテレビでも活躍している。近著に『50歳からは塗りすぎをやめると美しくなる』(大和書房)『いくつになっても変われる 大人のメイクレッスン』(ナツメ社)がある。
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