第20回
清潔肌の作り方
「シミやクマのせいで、清潔感がなくなっている気がします」と吉井さやかさん(40代、仮名)。浅香さんが応えます。
オレンジの下地がすごい
吉井:気になるシミが一つ二つ。クマもひどくて憂鬱です。
浅香:ぱっと見、そんなに気になりませんが、こればかりはご本人の気持ちもありますものね。大人世代は、シミやクマを消そうと、ファンデーションがどんどん厚くなっていく傾向にあります。
吉井:たしかに、ファンデーションで隠そうって思っていますね。
浅香:大人世代に大切なのは清潔感。ファンデーションは塗りすぎない。代わりに、オレンジの下地でくすんだ肌を明るくしましょう。
吉井:オレンジがいいのですね。
浅香:日本人の肌になじみがよく、自然な血色をプラスします。気になるクマも、ある程度カバーしてくれるんです。
吉井:下地にそんな力があるなんて知りませんでした。
浅香:続けてファンデーションですが、いつもよりぐっと薄く仕上げるようにしましょう。
浅香:ぱっと見、そんなに気になりませんが、こればかりはご本人の気持ちもありますものね。大人世代は、シミやクマを消そうと、ファンデーションがどんどん厚くなっていく傾向にあります。
吉井:たしかに、ファンデーションで隠そうって思っていますね。
浅香:大人世代に大切なのは清潔感。ファンデーションは塗りすぎない。代わりに、オレンジの下地でくすんだ肌を明るくしましょう。
吉井:オレンジがいいのですね。
浅香:日本人の肌になじみがよく、自然な血色をプラスします。気になるクマも、ある程度カバーしてくれるんです。
吉井:下地にそんな力があるなんて知りませんでした。
浅香:続けてファンデーションですが、いつもよりぐっと薄く仕上げるようにしましょう。
化粧下地は2cmを目安に丁寧に塗る。まずは頬の鼻よりの部分に乗せ、輪郭に向かって放射状に伸ばす。順に額、目、鼻、口の周りまでむらなく伸ばして。
コンシーラーのコツ①クマは伸ばし塗り
浅香:ファンデーションが塗り終わりましたら、次は、コンシーラー。ファンデーションでも隠しきれない部分にだけ使うと考えてください。順番は、オレンジの下地→ファンデーション→コンシーラーです。
吉井:はい。
浅香:コンシーラーは、白系はNG。下地と同じオレンジ系がおすすめです。まずはクマをカバーしましょう。
吉井:平ブラシを使うのですね。
浅香:はい。平ブラシに取って、薄く伸ばします。うっすら消えたかな?くらいがちょうどよいですね。
吉井:はい。
浅香:コンシーラーは、白系はNG。下地と同じオレンジ系がおすすめです。まずはクマをカバーしましょう。
吉井:平ブラシを使うのですね。
浅香:はい。平ブラシに取って、薄く伸ばします。うっすら消えたかな?くらいがちょうどよいですね。
40代以上の大人世代におすすめのコンシーラーはオレンジ。まずは右側の濃いオレンジを肌に乗せ、コンシーラーをつけていない部分との色の差が大きいようだったら左側のベージュを同じ部分に重ねる。肌の色に合わせて。
下地とファンデーションである程度隠れているので、コンシーラーも少量でよい。薄く伸ばすように。
コンシーラーのコツ②シミは叩き塗り
浅香:気になるのは左頬のシミですか。
吉井:そうです。どんどん濃くなっているようで……。
浅香:ブラシを肌に垂直に当ててとんとんとなじませるようにするのがコツ。
吉井:あ、こんなに少しでいいんですね。
浅香:そう。とにかく厚塗りは厳禁!吉井さんのシミはそれほど大きくないので、ブラシでいいですが、大きなシミは指を使うといいですね。
吉井:指のときも、とんとんと叩く感じですか?
浅香:そうです。物足りないかなというくらいでやめておくのがコンシーラーの鉄則です。
吉井:そうです。どんどん濃くなっているようで……。
浅香:ブラシを肌に垂直に当ててとんとんとなじませるようにするのがコツ。
吉井:あ、こんなに少しでいいんですね。
浅香:そう。とにかく厚塗りは厳禁!吉井さんのシミはそれほど大きくないので、ブラシでいいですが、大きなシミは指を使うといいですね。
吉井:指のときも、とんとんと叩く感じですか?
浅香:そうです。物足りないかなというくらいでやめておくのがコンシーラーの鉄則です。
気になるポイントに乗せて、とんとんと叩くようになじませる。ブラシに取ったコンシーラーは、いったん手の甲に取って、量を調整すると厚塗りが防げる。
美肌の好循環
吉井:不思議です。いつもより肌がピカピカしている感じ。
浅香:仕上げのチークとパウダーで立体感が出ましたね。シミやクマなど、顔の欠点にとらわれず、全体を見てください。下地のおかげで顔色もよく、健やかに見えるでしょう。
吉井:久しぶりに元気な私に会えた感じ(笑)。
浅香:最初に、大人世代には清潔感が大事とお話ししましたが、清潔感を奪うのは、顔色の衰えなんです。つまり、肌のくすみや色ムラ。「今日はキレイ」「キレイになったね」と言われるのは、顔色のいい日なんですね。
吉井:そういえば元気な人って肌がキレイかも。
浅香:そう。でも、ベースメイクで元気な肌=清潔肌は作れるんです。
吉井:肌がキレイだと元気になれるし、元気だと肌はもっときれいになれる…?
浅香:その通り!美肌の好循環を作っていきましょう!
浅香:仕上げのチークとパウダーで立体感が出ましたね。シミやクマなど、顔の欠点にとらわれず、全体を見てください。下地のおかげで顔色もよく、健やかに見えるでしょう。
吉井:久しぶりに元気な私に会えた感じ(笑)。
浅香:最初に、大人世代には清潔感が大事とお話ししましたが、清潔感を奪うのは、顔色の衰えなんです。つまり、肌のくすみや色ムラ。「今日はキレイ」「キレイになったね」と言われるのは、顔色のいい日なんですね。
吉井:そういえば元気な人って肌がキレイかも。
浅香:そう。でも、ベースメイクで元気な肌=清潔肌は作れるんです。
吉井:肌がキレイだと元気になれるし、元気だと肌はもっときれいになれる…?
浅香:その通り!美肌の好循環を作っていきましょう!
「いらしたときよりもよく笑うようになりましたね」と浅香さん。「ちょっと自信がついたのかな。メイクで生まれ変わった気分です」(吉井さん)。
■ 若創り学のポイント!清潔肌の作り方 ■
・オレンジの下地を丁寧に塗る・ファンデーション、コンシーラーは薄く
・欠点にとらわれず、肌全体を見る
・清潔肌で元気な自分になる!
浅香純子(あさか・じゅんこ)さん
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▶Say若創り学教室
(Sayお客様センター☎ 0120-288-653)
「Say若創り学教室」主宰。長年、大手化粧品会社でブランドマーケティングを担当。メイクアップアーティストブランド「RMK」、大人の女性のためのコスメティックブランド「SUQQU(スック)」を立ち上げる。2012年10月に中高年向けのスキンケア&メイクを学ぶための「若創り学教室」を東京・銀座にオープン。著書『40歳からの若見えメイク塾』(集英社)『50歳からは塗りすぎをやめると美しくなる』(大和書房)など。『助けて!きわめびと』(NHK)、『あしたも晴れ!人生レシピ』(NHK Eテレ)、『なないろ日和!』(テレビ東京)などTVにも多数出演している。