菊川：趣味はテニスやロードバイクです。
浅香：アクティブな趣味をお持ちですね。最近、美容にも興味がわいてきたとか。
菊川：はい！悩みはありますが、あきらめたくないと思っています。
浅香：大賛成です。気になるところはどこですか？
菊川：たるみでしょうか。全体的に下がって、しぼんできた感じがします。
浅香：ふっくらと、健康的に見えるメイク、紹介しましょう。
菊川：お願いします！
浅香：大事なのはチークとハイライト。チークはピンクとオレンジの2色を使えば、頬がキュッと上に持ち上がります。ハイライトは、こめかみのくぼみに入れることで、目元にハリが生まれます。

浅香：年齢とともに、眉毛が薄くなり、まぶたが重くなるので、目元が間延びした印象になります。眉は、もう少し太く、まっすぐに整えたほうがいいでしょう。
菊川：若い頃、細いアーチ形の眉が流行っていましたが、今は違うんですね。
浅香：メイクも時代によって変化しますが、大人世代の眉は、「太く、短く、ストレート」が鉄則。老けた印象を脱出できます。
菊川：わぁ。全然違う。眉毛だけでこんなにも元気に見えるんですね。

浅香：仕上げはリップです。年齢とともに口角が下がり、それに引っ張られるように上唇の外側が薄くなっていきます。オーバーリップにすると、若々しくなります。
菊川：唇からはみ出してしまっていいんですか？
浅香：いいんです。鼻の下の間延びも解消されるので、上唇の外側はしっかり描き足してください。輪郭を強調するようにくっきり描くのではなく、ふわっと、さりげなく。
菊川：リップブラシは使わなくていいんですね。
浅香：はい、リップはそのまま唇にあてたほうがボリューム感が出ます。

菊川：マイナス10歳メイク、看板に偽りなし！です（笑）。
浅香：顔全体がふっくら、メリハリがついて、イキイキと健康的に見えます。
菊川：メイクをしている間、ずっと楽しかったです。
浅香：ひとつメイクを終えるたびに、笑顔が増えていくので、私も楽しかったです。キレイを実感して、メイクに夢中になっていった方がたくさんいらっしゃいます。年齢に関係なく変わろうとする。その姿勢がキレイをあと押ししてくれると思います。