第23回
はじめての大人メイク
「いちからメイクを教えてほしい」と浅香さんを訪れた安川洋子さん(仮名)。53歳で初めてのメイクに挑戦です。
ベースメイクで顔色アップ
安川:53歳になるのですが、ほとんどメイクをしたことがないんです。テニス、ヨガ、筋トレが趣味ということもあって、すっぴんのほうが楽で。
浅香:健康的ですね。たしかに、ちょっと日に焼けていらっしゃいます。
安川:一級建築士という仕事柄、周りは男性ばかりですし、家も息子2人なので、だれからも指摘されない(笑)。今度、甥の結婚式があるので、自分でメイクができたらなと。
浅香:清潔感がアップする大人メイク、覚えていきましょう。まずは、オレンジ色の下地で、顔色をアップ。ほおのシミがカバーされて、それだけでも5歳若返ります。
浅香:健康的ですね。たしかに、ちょっと日に焼けていらっしゃいます。
安川:一級建築士という仕事柄、周りは男性ばかりですし、家も息子2人なので、だれからも指摘されない(笑)。今度、甥の結婚式があるので、自分でメイクができたらなと。
浅香:清潔感がアップする大人メイク、覚えていきましょう。まずは、オレンジ色の下地で、顔色をアップ。ほおのシミがカバーされて、それだけでも5歳若返ります。
オレンジ色の下地→ファンデーション→チークを塗った。ファンデーションは軽く。チークはピンクを目の下、オレンジを頬の横と2色使う。顔色だけでなく、ハリがアップしている。
目を美しく見せる眉メイク
安川:眉毛、どうしたらいいかわかりません。薄くもなってきているみたいで。
浅香:安川さんの眉毛はカタチが美しいので、個性を活かすように、濃淡を整えていきましょう。
安川:ペンシルで描くのではないのですね?
浅香:アイブロウパウダーは、初心者におすすめのアイテム。眉毛の薄いところに濃いオリーブを、毛があるところは、薄いブラウンを少しずつ乗せていきます。
安川:わぁ。自分じゃないみたい(笑)。
浅香:かっこいいですよ。眉を整えるだけで、目の美しさが強調されるでしょう。
浅香:安川さんの眉毛はカタチが美しいので、個性を活かすように、濃淡を整えていきましょう。
安川:ペンシルで描くのではないのですね?
浅香:アイブロウパウダーは、初心者におすすめのアイテム。眉毛の薄いところに濃いオリーブを、毛があるところは、薄いブラウンを少しずつ乗せていきます。
安川:わぁ。自分じゃないみたい(笑)。
浅香:かっこいいですよ。眉を整えるだけで、目の美しさが強調されるでしょう。
眉毛を整える前(左)と後(右)。大人眉は「太く・短く・ストレート」が美しく見せる鉄則。眉頭は目頭の位置に合わせ、眉じりは口の端から目じりの延長線に合わせる。
つけまつげで目力を
浅香:アイライン、アイシャドウ、つけまつげで、印象的な目を作りましょう。
安川:つけまつげ?私には縁のないものかと思っていました。
浅香:年齢を重ねると、まつ毛は少なくなったり、細くなったり、短くなったりしてしまうんです。大人になると目力が弱くなるのはこれが原因。
安川:一重だから、似合わない気がして……。
浅香:そんなことはありません。つけまつげをつけることで、まぶたが持ち上がって目に丸みが出て、はっきりとした目元が演出できます。
安川:派手すぎませんか?
浅香:目元の「派手」を決めるのは、アイシャドウの色。肌になじむ茶系のアイシャドウでナチュラルにしあげましょう。
安川:つけまつげ?私には縁のないものかと思っていました。
浅香:年齢を重ねると、まつ毛は少なくなったり、細くなったり、短くなったりしてしまうんです。大人になると目力が弱くなるのはこれが原因。
安川:一重だから、似合わない気がして……。
浅香:そんなことはありません。つけまつげをつけることで、まぶたが持ち上がって目に丸みが出て、はっきりとした目元が演出できます。
安川:派手すぎませんか?
浅香:目元の「派手」を決めるのは、アイシャドウの色。肌になじむ茶系のアイシャドウでナチュラルにしあげましょう。
アイメイク後。色っぽさがプラスされた。つけまつげは覚えてしまえば、マスカラより手軽と言う声も。
※つけまつげのつけ方のポイントは、「第4回 つけまつ毛で変わる!」をご覧ください。
※つけまつげのつけ方のポイントは、「第4回 つけまつ毛で変わる!」をご覧ください。
50代であか抜ける
安川:うそでしょう……。
浅香:言葉を失っていますね(笑)。すごくきれいですよ。笑うとかわいいし、横から見たら美しい。ご家族もびっくりなさるんじゃないですか?
安川:なんて言われるだろう。この年で、こんなふうに変われるんだ。
浅香:忙しかった30代、40代を過ぎて、50代からは自分に手をかけられる。あか抜けるには一番適した時期だと思います。
安川:そうなんですね。
浅香:写真を撮って、残してください。何度も見直して、またメイクに挑戦してください。
安川:そうですね!練習してみます。まず、ベースメイクからはじめてみます。
浅香:言葉を失っていますね(笑)。すごくきれいですよ。笑うとかわいいし、横から見たら美しい。ご家族もびっくりなさるんじゃないですか?
安川:なんて言われるだろう。この年で、こんなふうに変われるんだ。
浅香:忙しかった30代、40代を過ぎて、50代からは自分に手をかけられる。あか抜けるには一番適した時期だと思います。
安川:そうなんですね。
浅香:写真を撮って、残してください。何度も見直して、またメイクに挑戦してください。
安川:そうですね!練習してみます。まず、ベースメイクからはじめてみます。
「夫に会うのが怖いような、楽しみなような。まずは息子に見てもらおうかな。ドキドキします」と安川さん。「どんな反応だったか報告してくださいね!」と浅香さん。
純子のひとこと!
メイクは生きる力を生み出す魔法。メイクをしてキレイになったら、人に会いたくなる。おしゃれをしたくなる。旅行に行きたくなる。習い事を始めたくなる。そうやって女性はどんどん美しく、元気になっていくんです。浅香純子(あさか・じゅんこ)さん
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▶Say若創り学教室
(Sayお客様センター☎ 0120-288-653)
「Say若創り学教室」主宰。長年、大手化粧品会社でブランドマーケティングを担当。メイクアップアーティストブランド「RMK」、大人の女性のためのコスメティックブランド「SUQQU(スック)」を立ち上げる。2012年10月に中高年向けのスキンケア&メイクを学ぶための「若創り学教室」を東京・銀座にオープン。著書『40歳からの若見えメイク塾』(集英社)『50歳からは塗りすぎをやめると美しくなる』(大和書房)など。『助けて!きわめびと』(NHK)、『あしたも晴れ!人生レシピ』(NHK Eテレ)、『なないろ日和!』(テレビ東京)などTVにも多数出演している。