コラム 暮らしを彩るワンポイントメイクアップアーティスト・レイナさんの
【人生が変わるメイク】

第17回 
ハイライトとチークで元気肌に

50歳の長崎有希さん。「顔色が悪い」と言われることが増えたそう。レイナさんが、ヘルシーでつややかな印象を与えるベースメイクを紹介します。
第17回 ハイライトとチークで元気肌に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】

光と影を味方につける

大人になると「顔色が悪いけど大丈夫?」と聞かれること、増えますよね。体調は悪くないのに……と思ったら、それはくすみと血色の悪さのせいで疲れて見えているのかもしれません。だからといって、ファンデーションで隠すのはNG。余計に老けて見えてしまいます。ベースは、下地と部分的にコンシーラーを使うだけで十分。ヘルシーで若々しい印象に仕上げるためのアイテムは、ハイライトとチークとリップです。ハイライトは、目尻や、鼻すじなど高く見せたい部分に入れます。

長崎さんコメント

「ファンデーションがいらないとは驚きです。ハイライトもポイントさえ押さえれば簡単ですね」
第17回 ハイライトとチークで元気肌に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
鼻すじやほほ、あごなど高く見せたい部分にハイライト(黄色マーカー部分)を入れ、間延びしがちなアイホールなどにシャドウ(茶色マーカー部分)を入れると、立体的な顔立ちになる。
第17回 ハイライトとチークで元気肌に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
使用したハイライトは、エレガンス スリーク フェイス N PK107(テクノラボ)。シャドウにはアイブロウパウダーの薄い色を用いた。ヴィセ リシェ アイブロウパウダーBR-1(コーセー)。
※商品は撮影当時のものです。変更になることがあります。

大人世代のマストはチークとリップ

「チークは使っていない」とおっしゃる方が多いのですが、大人世代にチークはマスト。長崎さんは、目と目の間がやや離れているので、チークは顔の内側に入れるとバランスがよく見えます。また、コロナ禍を経てリップをつける習慣がなくなった方もいると思いますが、リップは最も簡単に血色をアップする方法。派手過ぎず、上品な印象を与えるマットタイプのピンクベージュが使いやすいと思います。

長崎さんコメント

「普段はチークもリップもオレンジ系が多いのですが、私、ピンクも似合うんですね。新たな発見です!」
第17回 ハイライトとチークで元気肌に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
クリームチークは肌にぴったりなじむため持ちがよく、内側からにじみ出ているような血色を演出できる。手に取って残ったものを、フェイスラインにさっとつけるとチークだけが浮いた印象にならない。リップはマットなものを選ぶと上品な印象に。
第17回 ハイライトとチークで元気肌に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
使用したチークは、プリティ パワフル ポット ルージュ L06 パウダーピンク(ボビイ ブラウン)。リップは、ファシオ ヒトヌリ ルージュ 02(コーセー)。
※商品は撮影当時のものです。変更になることがあります。

陽のオーラを出していこう!

長崎さんには2回にわたって登場していただきましたが、すっかり印象が変わりました。いらしたときは、「少しお疲れかな?」という雰囲気でしたが、メイクが進むにつれて表情もほぐれていき、トークも絶好調に(笑)。陽のオーラをまとっているようです。そう、メイクって人を元気にする魔法のようなもの。ただきれいになるだけでなく、その人が本来持っている魅力やパワーを引き出す。それがメイクの力なのだと思います。
第17回 ハイライトとチークで元気肌に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
「すぐに始められそうなテクニックを教えていただき、明日からのメイクが楽しみです」」(長崎さん)
「メイクが楽しみ!と思う気持ちが一番大事です。ぜひいろいろ挑戦してみてくださいね」(レイナさん)
レイナ(れいな)さん
メイクアップアーティスト。1978年生まれ。早稲田大学在学中にメイクアップスクールに通う。大学卒業後、大手化粧品会社勤務を経て、2006年より独立。その人本来の美しさを引き出すナチュラルメイクを得意とし、女優やタレント、文化人などから指名を受ける。美容誌・女性誌の美容企画の監修、連載のほか、CM・Webなどで活躍。20年以上のキャリアでのべ1万人以上の肌に触れた経験から、化粧品の開発にもかかわる。メイクアップサロン「Crystalline(クリスタリン)」主宰。完全予約制のプライベートメイクレッスン、グループレッスンを行うほか、プロ向けの教室、研究室も主宰する。著書に『眉の本』(光文社)、『いくつになってもキレイになれる』(主婦の友社)、『「いくつになってもキレイな人」のメイク』(三笠書房)、『45歳からの自分を好きになるメイク』(主婦と生活社)。
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