第20回
40代、アイテープに挑戦
「年々まぶたが重くなってきました」と永山文さん(43歳)。寂しい印象に見えると悩む永山さんに、レイナさんが提案するのは?

凝りをほぐして大変身
永山:5年くらい前から、右目だけ奥二重のような状態に。顔全体もどんどん下がっている気がして……。今日落ち込んでる? とか疲れている? とか言われることが多くなってきました。
レイナ:ちょっと頭を触らせてください。あ、すごく凝っていますね。頭がガチガチに凝っていると顔全体がたるんでくるんです。マッサージやストレッチでよくほぐすと、まぶたまで引き上がるんですよ。
永山:仕事で数字を見ることが多いせいもあるのかしら。自分では気づかないけれど、顔も凝っているんですね。
レイナ:顔も頭も皮膚も一つながりです。まずは、<頭と耳と首回り>をほぐしてあげると、顔の老廃物が流れやすくなり、血行もよくなります。ハリがアップして顔色もよくなるので、それだけで元気な印象になりますよ。
レイナ:ちょっと頭を触らせてください。あ、すごく凝っていますね。頭がガチガチに凝っていると顔全体がたるんでくるんです。マッサージやストレッチでよくほぐすと、まぶたまで引き上がるんですよ。
永山:仕事で数字を見ることが多いせいもあるのかしら。自分では気づかないけれど、顔も凝っているんですね。
レイナ:顔も頭も皮膚も一つながりです。まずは、<頭と耳と首回り>をほぐしてあげると、顔の老廃物が流れやすくなり、血行もよくなります。ハリがアップして顔色もよくなるので、それだけで元気な印象になりますよ。

頭は、指の腹を使って生え際から頭頂部に向かってまんべんなくマッサージする。耳は指でつまむようにして全体を揉む。時間がないときは耳輪(耳の上の部分)を持ち、斜め45度上に引っ張るだけでもOK。血行がよくなり、顔のむくみやたるみの解消に。ポイントは、圧をかけるときに息を吐くこと。筋肉が緩み、ほぐれやすくなる。

首の左右にある胸鎖乳突筋(写真、ピンクのマーカー部分)をほぐすストレッチ。左の鎖骨に右手を置き、顔を右に向ける。そのまま口を「う」の形にして、「うー」と言いながら顔を上下に動かす。30秒ほど行ったら、左側も同様に行う。顔の凝り、肩凝りの解消に。

あご下と首の後ろをほぐすストレッチ。胸元に両手を置き、「うー」と言いながら顔を上に上げる。あごの下がよく伸びているのを感じたら、口を元に戻し、息を吸いながら顔を下げる。これを30秒ほど繰り返す。続けていればあごのラインもシャープに。
進化したアイテープ
レイナ:左右の目の大きさが違うのが気になるということですが、アイテープ、使ってみたことはありますか?
永山:アイテープはないですね。40代の私でも使えますか?
レイナ:もちろんです。一重や奥二重をぱっちりとした二重に見せるためのアイテムっていろいろあるんですが、テープタイプは貼るだけなので、初めての方におすすめ。昔よりもずっと優秀なアイテムが登場していて、自然な二重に見えるものも多いんです。
永山:挑戦してみたいです!
永山:アイテープはないですね。40代の私でも使えますか?
レイナ:もちろんです。一重や奥二重をぱっちりとした二重に見せるためのアイテムっていろいろあるんですが、テープタイプは貼るだけなので、初めての方におすすめ。昔よりもずっと優秀なアイテムが登場していて、自然な二重に見えるものも多いんです。
永山:挑戦してみたいです!

永山さんの普段の目元。左右の二重幅が異なる。

右目にアイテープを貼った後の永山さんの目元。左右の二重幅が同じになり、自然に目力アップ。

アイテープを貼る前に綿棒で、目の上についたスキンケアやベースメイクの油分をしっかりふき取る。ピンセットを使って、シートからアイテープをはがし、二重の線を作りたい位置に、アイテープの上のラインを合わせて貼る。

使用したアイテープは、ドリームマジック ナチュラルヌードアイテープⅡ スリム(コージー本舗)。絆創膏メーカーと共同開発したオリジナルテープを採用し、肌になじみやすい。上からアイメイクをするときは、クリームタイプを使うとテープがはがれやすくなるので、パウダータイプを使用する。
新しいことを取り入れてみよう!
永山:すごく自然でびっくりしました。ちゃんと昔の顔に戻ってる(笑)。つけている感覚もほとんどないです。
レイナ:いいですよね。メイクアイテムって本当に進化してるんですよね。
永山:高校生の娘がメイク大好きで、新しいアイテムをどんどん取り入れているんですが、私は「いいなぁ」と思うばかりで……。
レイナ:大人でも使える便利なアイテムもたくさん出ているので、楽しむ気持ちで気軽にトライしてみるといいと思いますよ!
永山:はい!鏡を見るたびに落ち込んでいた自分から卒業したいと思います。
レイナ:いいですよね。メイクアイテムって本当に進化してるんですよね。
永山:高校生の娘がメイク大好きで、新しいアイテムをどんどん取り入れているんですが、私は「いいなぁ」と思うばかりで……。
レイナ:大人でも使える便利なアイテムもたくさん出ているので、楽しむ気持ちで気軽にトライしてみるといいと思いますよ!
永山:はい!鏡を見るたびに落ち込んでいた自分から卒業したいと思います。

「たるみ解消は、シャンプーのついでに頭をよく揉んだり、仕事中に耳をちょっと引っ張ったり、首を上下に動かすだけでもOKです」(レイナさん)
「ついでに行えるのはいいですね。頭と耳と首をよくほぐしてあげるようにします」(永山さん)
「ついでに行えるのはいいですね。頭と耳と首をよくほぐしてあげるようにします」(永山さん)

レイナ(れいな)さん
メイクアップアーティスト。1978年生まれ。早稲田大学在学中にメイクアップスクールに通う。大学卒業後、大手化粧品会社勤務を経て、2006年より独立。その人本来の美しさを引き出すナチュラルメイクを得意とし、女優やタレント、文化人などから指名を受ける。美容誌・女性誌の美容企画の監修、連載のほか、CM・Webなどで活躍。20年以上のキャリアでのべ1万人以上の肌に触れた経験から、化粧品の開発にもかかわる。メイクアップサロン「Crystalline(クリスタリン)」主宰。完全予約制のプライベートメイクレッスン、グループレッスンを行うほか、プロ向けの教室、研究室も主宰する。著書に『眉の本』(光文社)、『いくつになってもキレイになれる』(主婦の友社)、『「いくつになってもキレイな人」のメイク』(三笠書房)、『45歳からの自分を好きになるメイク』(主婦と生活社)。