第27回
赤リップで元気チャージ
赤いリップをみなさんにもっとつけてほしい、とレイナさん。今回も三味線・箏奏者の渡理潤子さん(40代)に再び登場いただき、前回の淡いリップと比べてもらいました。

リップ前の隠し技
渡理:職業柄、和装のときは赤いリップを使うんですが、ふだんはほとんどリップをつけません。唇だけ浮いてしまうような気がして……。
レイナ:とくに渡理さんは黒髪でもともとの目力もあるので、赤いリップが似合いますね。歳を重ねると、どうしても唇が痩せ、血色もなくなってくるので、元気な印象を与えてくれる赤リップは、ぜひふだんからつけてほしいですね。
渡理:つけ方にコツはあるのでしょうか?
レイナ:はい。では今回は派手に見えすぎず、おしゃれに見えるつけ方をご紹介しましょう。ポイントは、コンシーラーです。
渡理:コンシーラーですか!?
レイナ:はい。口の周りにできやすい影を消しておくことで、下がって見えやすい口角をキュッと引き上げ、笑わなくても自然に微笑んでいるように見せることができます。
渡理:最近、口角が下がってきたなと思っていたので、ありがたい情報です!
レイナ:あとは、1本のリップがあればOK。口角を際立たせると、今っぽい、おしゃれな口元が作れます。
レイナ:とくに渡理さんは黒髪でもともとの目力もあるので、赤いリップが似合いますね。歳を重ねると、どうしても唇が痩せ、血色もなくなってくるので、元気な印象を与えてくれる赤リップは、ぜひふだんからつけてほしいですね。
渡理:つけ方にコツはあるのでしょうか?
レイナ:はい。では今回は派手に見えすぎず、おしゃれに見えるつけ方をご紹介しましょう。ポイントは、コンシーラーです。
渡理:コンシーラーですか!?
レイナ:はい。口の周りにできやすい影を消しておくことで、下がって見えやすい口角をキュッと引き上げ、笑わなくても自然に微笑んでいるように見せることができます。
渡理:最近、口角が下がってきたなと思っていたので、ありがたい情報です!
レイナ:あとは、1本のリップがあればOK。口角を際立たせると、今っぽい、おしゃれな口元が作れます。
【赤リップの塗り方】

1 柔らかめのコンシーラー(なければ、ファンデーションでも可)をブラシに取り、唇の周りにうっすらとつけ、指でなじませます。

2 リップを直塗りで、唇の上下中央に舞妓さんのように色を乗せます。スティックの先端のカーブを利用するとつけやすいです。

3 口角から中央に向かってリップを動かします。角を際立たせるように丁寧につけると、ぱきっとしたきれいな唇になります。口を開けて、上下の唇の口角をきちんとつないでおくと、口を開いて笑っても素敵に見えます。

使用したリップは、ルージュ・アンテルディ・サテン No.329 ルージュ・アンフラメ(ジバンシイ)。
顔全体にツヤを
レイナ:あとは、リップだけが浮いて見えないように、顔全体にうっすらとチークを乗せておきましょう。
渡理:チークって頬だけではないんですか?
レイナ:肌になじむカラーを頬の中心に乗せ、ブラシに残った分をこめかみ、フェイスライン、あご、おでこなどにさっとつけておくと、顔全体の血色が上がって、赤リップがなじむんですよ。
渡理:なるほど。そういう使い方ができるんですね。
レイナ:そして仕上げに、ツヤが出るキープミストを顔全体につけておきます。赤いリップをふだん使いするには、肌はマットよりもツヤがあるほうが軽やかに見えますよ。
渡理:チークって頬だけではないんですか?
レイナ:肌になじむカラーを頬の中心に乗せ、ブラシに残った分をこめかみ、フェイスライン、あご、おでこなどにさっとつけておくと、顔全体の血色が上がって、赤リップがなじむんですよ。
渡理:なるほど。そういう使い方ができるんですね。
レイナ:そして仕上げに、ツヤが出るキープミストを顔全体につけておきます。赤いリップをふだん使いするには、肌はマットよりもツヤがあるほうが軽やかに見えますよ。

赤リップを浮かせないポイントは、顔全体にうっすらとチークを入れること。仕上げにキープミストをつけておくと、色移りや色褪せが防げるだけでなく、ツヤ感が持続します。

使用したチークは、ジルスチュアート パステルペタル ブラッシュ 06(コスメ ラボ)。ツヤが出るキープミストは、フィックス メイクアップ N(クラランス)。
大人肌には、血色とツヤ
渡理:リップをつけると気持ちが上がりますね。
レイナ:そうですよね。マスク生活でリップの習慣がなくなったという方が多いのですが、ぜひ取り戻していただきたいです。久しぶりにリップを買う方は、店頭でリップを顔の前に持ってきて、顔が明るく見える色を選んでみるのがおすすめです。テスターがあれば、下唇に乗せてみるとわかりやすいですね。
渡理:チークも忘れずに、ですね。
レイナ:はい。大人の肌がきれいに見えるかどうかは、血色とツヤにかかっています。ぜひ、エネルギーをチャージするつもりで、リップとチークをつけてくださいね。
レイナ:そうですよね。マスク生活でリップの習慣がなくなったという方が多いのですが、ぜひ取り戻していただきたいです。久しぶりにリップを買う方は、店頭でリップを顔の前に持ってきて、顔が明るく見える色を選んでみるのがおすすめです。テスターがあれば、下唇に乗せてみるとわかりやすいですね。
渡理:チークも忘れずに、ですね。
レイナ:はい。大人の肌がきれいに見えるかどうかは、血色とツヤにかかっています。ぜひ、エネルギーをチャージするつもりで、リップとチークをつけてくださいね。

「新しいリップとチークの使い方が知れて楽しかったです」(渡理さん)。
「パーティーなどの華やかなシーンでは、よりパール感のあるチークで仕上げるといいですね!」(レイナさん)
「パーティーなどの華やかなシーンでは、よりパール感のあるチークで仕上げるといいですね!」(レイナさん)

レイナ(れいな)さん
メイクアップアーティスト。1978年生まれ。早稲田大学在学中にメイクアップスクールに通う。大学卒業後、大手化粧品会社勤務を経て、2006年より独立。その人本来の美しさを引き出すナチュラルメイクを得意とし、女優やタレント、文化人などから指名を受ける。美容誌・女性誌の美容企画の監修、連載のほか、CM・Webなどで活躍。20年以上のキャリアでのべ1万人以上の肌に触れた経験から、化粧品の開発にもかかわる。メイクアップサロン「Crystalline(クリスタリン)」主宰。完全予約制のプライベートメイクレッスン、グループレッスンを行うほか、プロ向けの教室、研究室も主宰する。著書に『眉の本』(光文社)、『いくつになってもキレイになれる』(主婦の友社)、『「いくつになってもキレイな人」のメイク』(三笠書房)、『45歳からの自分を好きになるメイク』(主婦と生活社)。