第29回
マッサージとアイメイクでぱっちり目
友田志津さん(49歳)2回目の登場です。年齢とともにまぶたが重くなってきた友田さんに、目がぱっちりするマッサージとアイメイクを紹介します。

頭からほぐす
友田:鏡をみるたびに、若い頃とずいぶん顔が変わったなと感じます。特に目元。まぶたが重くて、目にかぶさっているような感じがします。
レイナ:まぶたの重さ、気になるという方多いんですよね。加齢による顔の筋力の低下も原因の一つですが、むくんでいるということもあるかもしれません。これなら、マッサージが効果的です。
友田:目をマッサージするのですか?
レイナ:目の周りをなでたり、眉を揉んだりして流れをよくしますが、頭を揉むのが特に効果的です。呼吸に合わせて頭皮をマッサージすると、顔全体のめぐりがよくなり、むくみだけでなくくすみも晴れます。
友田:早速、教えてください!
レイナ:まぶたの重さ、気になるという方多いんですよね。加齢による顔の筋力の低下も原因の一つですが、むくんでいるということもあるかもしれません。これなら、マッサージが効果的です。
友田:目をマッサージするのですか?
レイナ:目の周りをなでたり、眉を揉んだりして流れをよくしますが、頭を揉むのが特に効果的です。呼吸に合わせて頭皮をマッサージすると、顔全体のめぐりがよくなり、むくみだけでなくくすみも晴れます。
友田:早速、教えてください!
【① 頭をほぐす】

息を吐きながら、生え際から頭頂部に向かって頭全体を揉みほぐします。指の腹を使って、頭に無数にあるツボを刺激するようなイメージで行いましょう。「もみ、もみ、もみ」と言いながら揉むと、自然と息が吐けます。生え際から頭頂部、耳の横から頭頂部、襟足から頭頂部へと2~3回ずつ揉みます。
【② おでこを引っ張る】

おでこを手のひら全体で包むようにし、息を吐きながら、髪の生え際に向かってしっかり圧をかけて引っ張り上げます。息を吐きながら、左右交互の手でしっかり額をつかんで引き上げる動作を繰り返します。首がきつい方は、テーブルにひじをついて前傾すると行いやすくなります。これを5~10回繰り返します。
【③ 眉頭のツボを押す】

息を吐きながら、親指で眉頭のくぼみを3秒間押します。頭を下げ、頭の重みで押すと押しやすいでしょう。3回ほど行います。
【④ まゆげ周りをほぐす】

息を吐きながら、親指と人差し指で眉をつまみ、眉頭から眉尻へと揉みながら移動します。「もみ、もみ、もみ」と言いながら揉むと、自然と息が吐けます。これを3回ほど行います。
目の下に光を
友田:マッサージだけでずいぶん目がすっきりしたような気がします。
レイナ:全部行っても3分とかからないので、とくに目の重たさが気になる日は、ぜひ行ってみてくださいね。さて、アイメイクでさらにぱっちり目を作っていきましょう。
友田:アイシャドウもどこにつけたらいいやら…という状態でして(笑)。
レイナ:まずは、目の下の涙袋の部分と上まぶたの中央に明るい色(水色)のパールを入れると、白目がクリアになり、目の下もプリッとつやが出て若々しい印象になります。友田さんは二重のくぼみが深いので暗いアイシャドウで影を入れなくてもOK。目尻の上下にポイント色(オレンジ)を入れましょう。あとは、ビューラーで根元からまつ毛を上げて、マスカラを付ければ完成です。
友田:わかりやすいです~。メイクが久々の私でも、これならできそうです。
レイナ:全部行っても3分とかからないので、とくに目の重たさが気になる日は、ぜひ行ってみてくださいね。さて、アイメイクでさらにぱっちり目を作っていきましょう。
友田:アイシャドウもどこにつけたらいいやら…という状態でして(笑)。
レイナ:まずは、目の下の涙袋の部分と上まぶたの中央に明るい色(水色)のパールを入れると、白目がクリアになり、目の下もプリッとつやが出て若々しい印象になります。友田さんは二重のくぼみが深いので暗いアイシャドウで影を入れなくてもOK。目尻の上下にポイント色(オレンジ)を入れましょう。あとは、ビューラーで根元からまつ毛を上げて、マスカラを付ければ完成です。
友田:わかりやすいです~。メイクが久々の私でも、これならできそうです。
【アイシャドウの入れ方】

目の下の涙袋の部分と上まぶたの中央に、光となるパール入りの水色のアイシャドウを入れます。次に、目尻の上下にポイント色となるオレンジ色のアイシャドウを。境目がわからないように、軽くぼかすと自然な印象になります。

目の下のクマの部分に使ったコンシーラーは、RMK コレクティング ヴェール コンシーラー 02(エキップ)。まつ毛の際に入れたアイラインは、キャンメイク スリムリキッドアイライナー03(井⽥ラボラトリーズ)で。アイシャドウは、ルナソル アイカラーレーションN 04(カネボウ化粧品)。左上のブルーと右下のオレンジを使用。
力を抜く
友田:めったにメイクをしないせいか、メイクをする日は気合いを入れすぎてしまっていたのですが、なんとなく力の抜き加減がわかったような気がします。
レイナ:頑張りすぎると力が入って、呼吸が止まってしまうので、濃くし過ぎたり、うまく線が描けなかったりするんですよね。マッサージにはリラックス効果もあるので、いい感じに力が抜けますよ。ぜひメイクの前の習慣にしてください。
友田:はい!帰ったら、娘とメイクの話してみようかな。いろいろ教えてもらえることもありそう。
レイナ:いいですね。メイク、これからもどんどん楽しんでください。
レイナ:頑張りすぎると力が入って、呼吸が止まってしまうので、濃くし過ぎたり、うまく線が描けなかったりするんですよね。マッサージにはリラックス効果もあるので、いい感じに力が抜けますよ。ぜひメイクの前の習慣にしてください。
友田:はい!帰ったら、娘とメイクの話してみようかな。いろいろ教えてもらえることもありそう。
レイナ:いいですね。メイク、これからもどんどん楽しんでください。

「友田さん、目元がぱっちりして、元気な印象になりましたね」(レイナさん)。
「複雑な工程がなかったので、帰ってからもできそうな気がします。ありがとうございました」(友田さん)
「複雑な工程がなかったので、帰ってからもできそうな気がします。ありがとうございました」(友田さん)

レイナ(れいな)さん
メイクアップアーティスト。1978年生まれ。早稲田大学在学中にメイクアップスクールに通う。大学卒業後、大手化粧品会社勤務を経て、2006年より独立。その人本来の美しさを引き出すナチュラルメイクを得意とし、女優やタレント、文化人などから指名を受ける。美容誌・女性誌の美容企画の監修、連載のほか、CM・Webなどで活躍。20年以上のキャリアでのべ1万人以上の肌に触れた経験から、化粧品の開発にもかかわる。メイクアップサロン「Crystalline(クリスタリン)」主宰。完全予約制のプライベートメイクセッションを行うほか、プロ向けの研究室も主宰する。著書に『眉の本』(光文社)、『いくつになってもキレイになれる』(主婦の友社)、『「いくつになってもキレイな人」のメイク』(三笠書房)、『45歳からの自分を好きになるメイク』(主婦と生活社)。