第31回
鼻を高く、すっきり見せるマッサージ&メイク
「昔より、鼻が大きくなっている気がします」と安永由香さん(40歳)。レイナさんが、大人の鼻に着目したマッサージとメイクを紹介します。

30秒の鼻マッサージ
安永:レイナさん。鼻って年齢とともに大きくなるって本当ですか?最近、ママ友の間でも話題になっていて、私も昔より大きくなったんじゃないかって思っているんです。
レイナ:若い頃よりも鼻が気になるという方、意外と多いんですよね。鼻が大きく見えるのは、頭がい骨が痩せて骨格自体が変わっていることもありますが、血液やリンパの流れがわるくなってむくんだり、ほほがたるむことで鼻の穴が横に広がってしまったりすることも原因と考えられています。気になるなと思ったときからケアを始めれば、大丈夫!
安永:そうなんですね!ケア、ぜひ教えてください。
レイナ:呼吸を意識しながら行う、たった30秒の鼻のむくみを取るマッサージと、ほほのたるみ対策の押し上げマッサージをダブルで行うと効果的です。
レイナ:若い頃よりも鼻が気になるという方、意外と多いんですよね。鼻が大きく見えるのは、頭がい骨が痩せて骨格自体が変わっていることもありますが、血液やリンパの流れがわるくなってむくんだり、ほほがたるむことで鼻の穴が横に広がってしまったりすることも原因と考えられています。気になるなと思ったときからケアを始めれば、大丈夫!
安永:そうなんですね!ケア、ぜひ教えてください。
レイナ:呼吸を意識しながら行う、たった30秒の鼻のむくみを取るマッサージと、ほほのたるみ対策の押し上げマッサージをダブルで行うと効果的です。
【鼻のマッサージ】

①乳液や美容液などを顔に塗り、肌の滑りがよい状態にしておきます。
②目頭の高さに中指を当て、息を吐きながら鼻の脇の肉を掘るように指をほお骨に向かって動かします。
③中指を下にずらして、息を吐きながら同じようにマッサージします。
④最後は小鼻の脇に中指を置き、息を吐きながら同じようにマッサージします。
⑤②〜④を5回ほど繰り返します。
②目頭の高さに中指を当て、息を吐きながら鼻の脇の肉を掘るように指をほお骨に向かって動かします。
③中指を下にずらして、息を吐きながら同じようにマッサージします。
④最後は小鼻の脇に中指を置き、息を吐きながら同じようにマッサージします。
⑤②〜④を5回ほど繰り返します。
【ほお骨を押し上げるマッサージ】

①両手をグーにして、ほお骨の下にこぶしの第二関節を当てます。
②息を吐きながら頭を下げ、こぶしの第二関節でほお骨を下から押し上げるようにします。押し上げた後、耳の前にこぶしを滑らせます。これを5回ほど繰り返します。
②息を吐きながら頭を下げ、こぶしの第二関節でほお骨を下から押し上げるようにします。押し上げた後、耳の前にこぶしを滑らせます。これを5回ほど繰り返します。
光と影で鼻を高く
安永:これだけでいいんですね!簡単で続けられそうです。
レイナ:メイク前の30秒、これだけで数年後、数十年後が変わって来ますから、ぜひ続けてみてください。さて、今すぐ、鼻を高く、すっきり見せるには、ノーズシャドウとハイライトが強い味方になってくれます。
安永:難しいイメージがありますが……。
レイナ:入れるところは決まっていますし、複雑なことはしません。ノーズシャドウもお手持ちのアイブロウパウダーなどを使えば、新たに購入する必要もないので、簡単ですよ。
レイナ:メイク前の30秒、これだけで数年後、数十年後が変わって来ますから、ぜひ続けてみてください。さて、今すぐ、鼻を高く、すっきり見せるには、ノーズシャドウとハイライトが強い味方になってくれます。
安永:難しいイメージがありますが……。
レイナ:入れるところは決まっていますし、複雑なことはしません。ノーズシャドウもお手持ちのアイブロウパウダーなどを使えば、新たに購入する必要もないので、簡単ですよ。
【鼻をすっきり見せるアイテム】

ノーズシャドウに使用したのは、ケイト デザイニングアイブロウ3D【ライトブラウン系×ウォームコントゥア】(カネボウ化粧品)。5色のうち、赤枠で囲った茶色を使用。ハイライトは、エレガンス スリーク フェイス N P K107〈クリームフェイスカラー〉(テクノラボ)。
【自然なノーズシャドウ&ハイライト】

ハイライトは、鼻のつけ根に入れます。シェーディングは、ベージュなどファンデーションよりやや濃い色をブラシに取り、眉頭から鼻筋に向かって入れます。団子鼻や鼻の広がりが気になる人は、小鼻にも軽く入れておくといいでしょう。
ほうっておかない
安永:鼻が大きくなるのは避けられないと思って落ち込んでいたので、教えてもらえてよかったです。
レイナ:美容のことで心配があったら、ほうっておかないのが一番です。お顔の悩みは、呼吸と合わせたマッサージを習慣にすることで解決できることも多いんですよ。
安永:マッサージがこんなに大事だとは思っていませんでした。
レイナ:はい。ポイントは揉むときや、押し込むときなどに、フーッと息を吐くようにすること。息を吐くと筋肉がゆるむため、痛くなく、肌が赤くなることもなく、効果的にほぐれますよ。
レイナ:美容のことで心配があったら、ほうっておかないのが一番です。お顔の悩みは、呼吸と合わせたマッサージを習慣にすることで解決できることも多いんですよ。
安永:マッサージがこんなに大事だとは思っていませんでした。
レイナ:はい。ポイントは揉むときや、押し込むときなどに、フーッと息を吐くようにすること。息を吐くと筋肉がゆるむため、痛くなく、肌が赤くなることもなく、効果的にほぐれますよ。

「小鼻メイク、簡単だったので取り入れてみます」(安永さん)
「ぜひ!ハイライトとシェーディングは、ほんの少しでも、見違えて見えるメイク術です」(レイナさん)
「ぜひ!ハイライトとシェーディングは、ほんの少しでも、見違えて見えるメイク術です」(レイナさん)

レイナ(れいな)さん
メイクアップアーティスト。1978年生まれ。早稲田大学在学中にメイクアップスクールに通う。大学卒業後、大手化粧品会社勤務を経て、2006年より独立。その人本来の美しさを引き出すナチュラルメイクを得意とし、女優やタレント、文化人などから指名を受ける。美容誌・女性誌の美容企画の監修、連載のほか、CM・Webなどで活躍。20年以上のキャリアでのべ1万人以上の肌に触れた経験から、化粧品の開発にもかかわる。メイクアップサロン「Crystalline(クリスタリン)」主宰。完全予約制のプライベートメイクセッションを行うほか、プロ向けの研究室も主宰する。著書に『眉の本』(光文社)、『いくつになってもキレイになれる』(主婦の友社)、『「いくつになってもキレイな人」のメイク』(三笠書房)、『45歳からの自分を好きになるメイク』(主婦と生活社)。