コラム 暮らしを彩るワンポイントメイクアップアーティスト・レイナさんの
【人生が変わるメイク】

第40回 
目の下のケア&メイクでふっくら印象に

「疲れてる?」と聞かれることが増えた自営業の山下かおるさん(53歳)。目の下の三角ゾーンのケアとメイクで、ふっくら元気顔に変身します。
第40回 目の下のケア&メイクでふっくら印象に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】

目の下の三角ゾーン

山下:自分では元気なつもりなのに、仕事先のお客さまから「疲れている?」とか「やつれてない?」と言われることがあります。
レイナ:お話をすれば元気なのは伝わるんですけどね。ちょっと黙っていると「怒ってる?」と聞かれると悩んでいる方も多いです。
山下:そうなんです。原因は目の下とか頬がたるんできたことにあるのでは?と。
レイナ:年齢とともに頬骨の位置が下がったり、目の周りのめぐりが悪くなったりするとどうしても元気がなく見えてしまうんですよね。毎日のケアとメイクで、あるべきところに戻していきましょう。
山下:たしかに「ここにあったはず!」という場所があるかも(笑)。
レイナ:まずは、毎日のスキンケアのついでに行う1分ケアです。

【目の周りをやさしくなでるだけマッサージ】

第40回 目の下のケア&メイクでふっくら印象に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
第40回 目の下のケア&メイクでふっくら印象に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
① 乳液や美容液など、ややとろみがあるものを顔に塗り、肌の滑りがよい状態にしておきます。
② 目の下のくぼみに中指の腹をあて、息を吐きながらこめかみのほうに向かってやさしくなでます。
③ 続けて、目頭のくぼみに中指の腹をあて、息を吐きながらこめかみのほうに向かってやさしくなでます。
④ ②と③を交互に3~5回ほど繰り返します。目の周りの肌は柔らかく敏感なので、力を入れないことが大切です。

【頬骨を持ち上げるマッサージ】

第40回 目の下のケア&メイクでふっくら印象に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
① 両手を軽く握り、第二関節を頬骨の下のくぼみにあてます。
② そのまま、息を吐きながら頭をゆっくり下げて、くぼみに圧が加わるようにします。机などにひじをつくと行いやすいでしょう。
③ 3秒ほど経ったら、両手を耳に向かってそっと動かします。つまりを流すようなイメージで行います。

影やくぼみにはパールを

レイナ:ご紹介したマッサージは、とくに目が腫れぼったいときや、元気がなく見える朝に行うと「こんなに変わるんだ」と実感してもらえると思います。
山下:簡単なので続けられると思います!
レイナ:では、目の下の三角ゾーンにこっそり仕込むと、劇的に変わるメイクテクニックを2つ紹介しますね。こちらも簡単、覚えて帰ってください。

【ふっくらさせたい部分にパールを仕込む】

第40回 目の下のケア&メイクでふっくら印象に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】

ベースメイク後、目の下のクマや、こけて見えやすい頬の下、輪郭などに、細かなパールが入ったコンシーラーやハイライトを入れて、なじませます。

輪郭は、一般的にはシェーディングを入れる位置ですが、顔が痩せて見える大人世代はハイライトを入れると、ふっくら、健康的に見えます。

【目の下の影はコンシーラー+チークでカバー】

第40回 目の下のケア&メイクでふっくら印象に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】

目の下のクマは、黄色とオレンジのコンシーラーを混ぜてカバー。ベージュのコンシーラーでもOKですが、あらかじめ手のひらでなじませてから、ごく少量でうっすらカバーするのがポイント。全部消そうとすると、濃くなり、かえって目立ってしまいます。

コンシーラーの境目をカバーするようにやや重ねてクリームチークを乗せると自然な印象に。

クリームチークは頬だけでなく、目の上、あご、輪郭などにもうっすら入れる。

第40回 目の下のケア&メイクでふっくら印象に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
ハイライトとチークの効果で、つやと血色がアップしました。

【使用アイテム】

第40回 目の下のケア&メイクでふっくら印象に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
使用したハイライトは、アクアファンデーション イルミネーター IL00 ホワイト(江原道)。コンシーラーは、アンダーアイブライトナー(ケサランパサラン)。チークは、オンリーミネラル ミネラルトリートメントチーク モーニングコーラル(ヤーマン)。

元気は美しい

レイナ:こっそりパールを仕込むと、肌がぴんと張った印象になり、ふっくら感が出ますよね。
山下:たしかに、ここに来た時と全然違う。自分でも、「元気そうだな」と思います。
レイナ:大人のキレイは、元気であってこそ叶うもの。メイクで元気を底上げして、たくさん笑っていれば、顔の筋肉もよく使うので、自然と頬骨も上がっていくと思います。
第40回 目の下のケア&メイクでふっくら印象に/メイクアップアーティスト レイナさんの【人生が変わるメイク】
「今日、きれいだなと思えたら元気になれますよね。マッサージとメイク、楽しんでみます」(山下さん)
「楽しもうと思えているのが素敵です!」(レイナさん)
レイナ(れいな)さん
メイクアップアーティスト。1978年生まれ。早稲田大学在学中にメイクアップスクールに通う。大学卒業後、大手化粧品会社勤務を経て、2006年より独立。その人本来の美しさを引き出すナチュラルメイクを得意とし、女優やタレント、文化人などから指名を受ける。美容誌・女性誌の美容企画の監修、連載のほか、CM・Webなどで活躍。20年以上のキャリアでのべ1万人以上の肌に触れた経験から、化粧品の開発にもかかわる。メイクアップサロン「Crystalline(クリスタリン)」主宰。完全予約制のプライベートメイクセッションを行うほか、プロ向けの研究室も主宰する。著書に『眉の本』(光文社)、『いくつになってもキレイになれる』(主婦の友社)、『「いくつになってもキレイな人」のメイク』(三笠書房)、『45歳からの自分を好きになるメイク』(主婦と生活社)。2026年7月、新著『心、生き方、ときどきメイク』(三笠書房)が発売。
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