第67回
真夏のきゅうり丸ごと1本サラダ
定番の夏野菜を揚げ湯葉とナッツで和えるだけ。きゅうりをひとり1本ペロリと食べちゃうおいしさ。

主食になるサラダ
わたしの三大夏野菜は、きゅうり、トマト、茗荷。夏野菜が手頃な値段になってきたら作り時です。きゅうりは、ひとり1本換算でたっぷり食しましょう!湯葉は揚げるとサクサクした歯触りになり、トッピングに最適。乱切りにしたきゅうりにパクチーの香味を利かせ、ナッツでコクを出しました。たれの隠し味に擦りおろしニンニクを少し。夏バテをおいしく乗り切るためのサラダです。素麺や冷うどん、そばの上にかければ、食欲をそそる主食になります。ぜひお試しください。
湯葉の素揚げは簡単
湯葉は簡単に素揚げできます。小ぶりの鍋やフライパンに5mmほどごま油を入れ、170℃に温まったら湯葉を投入。20秒ほどで揚がるので、油を切って完成。使ったごま油を大さじ2取り分け、たれに転用し、他の材料と混ぜておきます。よく洗った野菜やナッツはそれぞれ切り分けます。あとはさっくり和えるだけ。器に取り分け、素揚げした湯葉をたっぷり散らしたら、出来上がり。


サラダの材料(2人分)
きゅうり 2本ミニトマト 3個
茗荷 2個
パクチー 1把
ミックスナッツ(素揚げタイプ) 30g
*素揚げの材料
湯葉 1枚
ごま油 適宜
*たれの材料
ごま油 大さじ2
酢 大さじ1+1/2
砂糖 小さじ2
ニンニク(擦りおろす) 小1片

1 湯葉は適当な大きさに割る。

2 小ぶりのフライパンや鍋に新鮮なごま油を5mm注ぎ、170℃に熱する。1を投入し、気泡ができて薄く色付いたら、引き上げて油を切る。

3 湯葉の油を切ったところ。

4 3のごま油から大さじ2を取り分け、ボウルに注ぐ。残りのたれの材料を入れてよく混ぜる。冷蔵庫で冷やしておく。
野菜を切り分ける
チョップドサラダよりも大きめに切り分けるイメージです。きゅうりは乱切りにすると表面積が増えて、たれがよく絡みます。パクチーの茎は捨てないで。小口切りにして使ってください。

5 きゅうりは斜めに切り込んだら、45度回して再度斜めに切り込む。これを繰り返して乱切りにする。

6 ミニトマトはヘタを取り、縦に4等分に切り分ける。

7 茗荷は縦2等分にしたら、厚さ2mmの輪切りにする。

8 パクチーは葉を手でちぎって取り分ける。残った茎は根っこを取り除き、小口切りにする。

9 ミックスナッツは粗いみじん切りにする。
あとは混ぜるだけ
素揚げ湯葉以外の材料をざっくり混ぜたらサラダは完成です。器に盛り付けたあとに各自好きなだけ湯葉を散らしてください。スパイシーな味わいとザクザク、ポリポリ、サクサクでジューシー。絶妙な歯応えがおいしいんです。

10 大きめのボウルに5~9を入れ、4を注いで和える。

11 10を器に盛り付ける。素揚げした湯葉を適当に砕いて散らす。
福田 里香(ふくだ・りか)さん
菓子研究家。武蔵野美術大学出身。フルーツの専門店で勤めたのち、独立。果物を使ったオリジナリティあふれるスイーツや料理で注目を集める。雑誌でフードコラムを担当しながら、『いちじく好きのためのレシピ』(文化出版局)『新しいサラダ』(KADOKAWA)『R先生のおやつ』(文芸春秋)など料理本を多数出版。漫画への造詣も深く、作品に登場する食べ物の表現への考察は漫画ファンのみならず、漫画家からの評価も高い。美しい料理を次々とアップするInstagramにはおいしいもの好きが集う。2024年1月、文春文庫から『物語をおいしく読み解く
フード理論とステレオタイプ50』が発売。
