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食物繊維を摂ろう!おなかの調子と食物繊維の関係とは?

食物繊維には、腸内の悪玉菌を減少させたり、有害物質を減らす働きもあります。
おなかの調子は、悪玉菌と善玉菌のバランスによって決まるのです。

食物繊維は悪玉菌を減少させる

健康な成人男女8名(男6名、女2名)を対象に高コレステロール食とポリデキストロースを1日に15g摂取してもらったところ、糞便中の悪玉菌の菌数及び検出率の低下が認められました。

出典:Endo K.et al.:Bifidobacteria Microflora 10,53-64(1991)

食物繊維は腸内の有害物質を減らす

健康な成人男女8名(男6名、女2名)を対象に高コレステロール食とポリデキストロースを1日に15g摂取してもらったところ、糞便中の腐敗産物(インドール・パラクレゾール)の減少が観察されました。

NS:有意差無し,*:P<0.05
出典:Endo K.et al.:Bifidobacteria Microflora 10(1),53-64(1991)

おなかの調子は善玉菌と悪玉菌のバランスで決まる

現代人の生活は、腸内環境を悪化させやすい環境にあります。

年齢も腸内細菌のバランスに変動を与えますが、それ以外の要因によっても腸内細菌のバランスが変わってきます。飲酒、ストレス、偏った食生活により、善玉菌が減り、悪玉菌が増えます。つまり、若年者でも、食生活の偏りやストレスなどで、高齢者に近い腸内環境となりうるのです。風邪や口内炎にかかっている人は、ビフィズス菌が減り、大腸菌や腸球菌が増えていますし、便秘や下痢の時にも同じ傾向を示しています。
また、抗生物質の投与などにより、腸内細菌が減り、そのときにバランスの取れた食生活をしていなければ、善玉菌よりも悪玉菌が多い状態に変わってしまいます。

抗生物質、ステロイドホルモン、免疫抑制剤、放射線治療などにより、病原性細菌(O-157、黄色ブドウ球菌、細菌性食中毒など)を増加させることが分かってきています。

食物繊維がおなかに良いといわれている理由が分かりましたか?
腸内菌のバランスは、風邪やストレスによっても敏感に変わってしまうため、おなかの調子は変わりやすいのです。