活用事例
感染症が流行する冬のスポーツ、
ラグビーでのコンディショニングの重要性 ヤマハ発動機ジュビロ

免疫力をベースアップ、新たに導入した乳酸菌ONRICb0240

類稀なリーダーシップと高いカリスマ性で、ラグビー界を牽引する清宮克幸監督。 そして、日本を代表する名将に寄り添い、チームを身体作りの面からサポートする明石渡海男トレーナーの2人に、選手の高いパフォーマンスを支えるコンディショニングの大切さについて話を聞いた。

清宮監督: 夏場はたった90分動いただけなのに、6、7kg痩せる選手がいて、冬場はいくら練習しても汗をかかないという選手もいる。 そういう外的な環境に加えて、選手一人ひとりのコンディションや体調に気を配って、“鍛える、食べる、休む”という3つのバランスを取りながらやっていくことが大事だと考えています。

ヤマハ発動機 清宮克幸監督
ヤマハ発動機 清宮克幸監督

明石さん: 日本人によく見られるのが、熱があって風邪を引いているけど、自分は気合いで頑張ります、みたいなケース。 それで他の選手も次々と風邪を引いてしまったら、チームは崩壊します。ラグビーは感染症が流行する冬がシーズン真っただ中なので、その時期に練習で追い込むと、免疫力が下がりやすい。 そうした選手の免疫力をベースアップして感染症を予防し、監督が試合で使いたい選手を常にベストコンディションで送り出すことが、我々トレーナーの務めです。

ヤマハ発動機 明石渡海男トレーナー
ヤマハ発動機 明石渡海男トレーナー

そんな2人が選手の免疫力を高めるものとして注目しているのが、昨シーズンの開幕前からチームとして新たに導入した乳酸菌ONRICb0240だ。

清宮監督: 最近、アスリートの間で乳酸菌が話題になっています。 腸内環境を整え、高いコンディションを維持することで、長くタフなシーズンを乗り切れる。 ウチのチームは選手の体調をすべて数値化していて、去年は下痢や胃腸炎で練習を休んだ選手が一人もいなかったことからも、その効果は一目瞭然。 選手一人ひとりの体調をしっかり管理したことで、チーム全体のパフォーマンスも向上しました。

明石さん: 冬場に多くの試合を行うラグビーは、コンタクトスポーツという特性上対戦相手から風邪などをうつされることもあるので、まずは試合後の手洗い、うがい、シャワーで汗を流すということを徹底しています。 あとは、可能な範囲で相手チームのトレーナーと情報交換も。 チームとしてちょうどB240を使い出した頃、他のチームでウイルス性結膜炎が流行っているという情報を耳にしましたが、結果的にウチのチームの感染者はゼロでした。

こちらは2017.8.24に sports japan GATHERに掲載された内容です