大塚製薬株式会社

企業
2006年6月29日

産・学・官特別連携
2006年度徳島大学公開講座「とくしま環境学講座」
6月23日 徳島板野工場で開催

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:樋口達夫、TEL:03-3292-0021)は、当社徳島板野工場で開催された2006年度徳島大学公開講座「とくしま環境学講座」において、74名の聴講生を対象に当社の環境社会活動についての報告を行いました。
当日は午前10時より約1時間、プレゼンテーションルームで「大塚製薬が取り組む環境社会活動」をテーマに、当社徳島本部顧問の武田喜美男より、「環境社会報告書2005」を基に当社の環境に対する考え方と取り組みについての詳細を報告しました。質疑応答では、環境対応の現状や今後の課題についての活発な質問がなされました。講義終了後に工場の医薬品製造ラインを見学した後、冷却排水を再利用した工場敷地内のビオトープ(動植物の生息空間)の池を視察し、めだかやタニシなどが生息している様子を観察しながら自然環境の保全についての様々な意見交換がされました。

徳島大学公開講座「とくしま環境学講座」は、徳島大学と とくしま環境科学機構が連携して、県民を対象に徳島県の環境の現状と課題について学んでいただくために開設している公開講座です。産・学・官の連携による人材育成を目的として、6月7 日から7月14日まで6回にわたり講義が行われます。徳島大学の教室での講義のほか、地域企業及び、NPO法人での現地研修も取り入れて、徳島の環境の現状と課題についてじっくりと学べる内容となっています。

  • *とくしま環境科学機構--環境首都とくしまの「知の拠点」として、地球環境問題や新エネルギー、自然環境保全などの新たな環境課題に係る調査研究をはじめ、環境分野での人材教育、環境情報の発信などの業務を行うため、県内大学(徳島大学、鳴門教育大学、徳島文理大学、四国大学)と県が参画して3月23日に設立しました。

大塚製薬は、自然環境と地域社会への影響に常に配慮するとともにコミュニケーションに努め、その維持発展につながる事業活動を行っていきたいと考えています。