大塚製薬株式会社

企業
2008年3月31日

「OTSUKA 続 まんがヘルシー文庫」第1巻
『食べて、遊んで、ねる子は育つ の巻』
3月29日発刊 全国の小学校に寄贈

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:樋口達夫)は、体のしくみや健康について漫画でわかりやすく説明した「OTSUKA 続 まんがヘルシー文庫」第1巻『食べて、遊んで、ねる子は育つ の巻』を3月29日に発刊し、全国の公・私立小学校(約23,000校)、海外日本人学校などに寄贈します(監修:日本医師会・日本学校保健会、推薦:日本小児科医会)。また、多くの方にご覧いただくため、一部をウェブサイトで4月1日から公開いたします。

(URL:http://www.otsuka.co.jp/csr/

漫画1作品より掲載を始め、今後段階的に増やしていく予定です。

子どもたちの間にも生活習慣病の予備群が増えているといわれています。「OTSUKA 続 まんがヘルシー文庫」第1巻『食べて、遊んで、ねる子は育つ の巻』では、 健康の基本となる「食」「運動」「睡眠」をテーマとし、栄養バランスのとれた食事をきちんととること、体を動かして遊び運動すること、しっかり睡眠時間をとることの大切さを理解してもらうことをねらいとしました。

構成は、早稲田大学スポーツ科学学術院 樋口 満教授をはじめとする5名の健康分野の専門家にお願いし、漫画は、やなせたかし氏、赤塚不二夫氏、ちばてつや氏など著名漫画家12名の方々に一項ずつ執筆していただきました。各漫画の末尾には、内容のまとめとして、すごろく、なぞなぞなどのページを設け、楽しく理解を深めてもらえるよう工夫しました。また、友達とコミュニケーションをとりながら読んでもらいたいという願いを込め、1巻を5分冊にしています。

「OTSUKA 続 まんがヘルシー文庫」第1巻『食べて、遊んで、ねる子は育つ の巻』の発刊に際し、構成委員及び漫画家の先生から次のようなメッセージが寄せられています。

〔構成委員〕東京大学大学院教授(身体教育学)武藤 芳照氏

「『子どもは風の子』『ねる子は育つ』と言われるように、子どもの心身の健全な成長・発達のためには、よく遊び、よく眠り、しっかり食べることが大切です。そして、子ども自身が、体、健康、 生命の大切さをよく知ることも必要です。本文庫は、重要なことをわかりやすく面白く伝える工夫をこらして作られています。よみがえれ風の子!」

〔漫画家〕やなせたかし氏

「このヘルシー文庫は読みやすく、わかりやすく、新鮮で面白い。ぼくも一部分、絵を描くことでお手伝いしたが、『なるほど』と思うところが多く楽しい仕事でした。現代では健康情報はあふれるほど多いのに、ごく基本的なことが案外と知られていない。『体はどうして大きくなるの?』『なぜ1日3回食事をするの?』と子どもに質問された時、『えーとそれは・・・』とうまく答えられないひとは、ぼくと同じです。このちいさな本には、眼からウロコの明快な知識と答えがあり、読めば気分壮快!」

大塚製薬は、平成元年より子どもたちの健康を願い、体のしくみや健康について楽しみながら関心と理解を深めてもらう目的で、「OTSUKA 漫画ヘルシー文庫」(全12巻)を毎年1巻ずつ刊行し、全国の公・私立小学校(約25,000校)などに寄贈してまいりました。小学校では、保健室や図書室、教室に置かれ、子どもたちだけでなく先生方にも広くご活用いただいています。
平成13年には新たなステップとして、中学生を対象にした「OTSUKA 新 漫画ヘルシー文庫」を発刊、昨年までに6巻を刊行し、全国の公・私立中学校(約11,000校)、海外の日本人学校などに寄贈してまいりました。
両シリーズとも子どもたちが自由に閲覧するほか、授業の教材としても活用されるなど、子ども達や先生方から「わかりやすい」「おもしろい」「楽しい」「健康に関心が高まる」との評価をいただいています。

子どもたちが健康について関心を持ち、理解を深めてもらえるよう、「OTSUKA 続 まんがヘルシー文庫」第1巻『食べて、遊んで、ねる子は育つ の巻』がお役に立てればと考えています。

大塚製薬は'Otsuka - people creating new products for better health worldwide'の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。