サステナビリティ

サーキュラーエコノミー

考え方

サステナブルな社会の実現と、企業の持続的な成長の両立には、環境に負荷をかけずに成長するサーキュラーエコノミー型の事業モデルへの転換が必要であると認識しています。
大塚グループでは、「化石資源由来原料の使用」と、「自然への廃棄物の排出」をゼロにすべき環境負荷と認識し、化石資源由来原料の使用ゼロおよびゼロウェイスト*1をビジョンとして活動しています。また、バリューチェーン全体で資源効率を高め、生物資源を含む資源との持続可能な共生関係を構築していきます。

  1. *1自然への廃棄物の排出(単純焼却・埋立)をゼロにし、すべての資源を有効利用する考え方

サーキュラーエコノミー

目標と実績

目標 【2028年目標】
  • 単純焼却と埋立を50%削減(2019年比)
  • 食品ロス削減計画の策定と実行
【2030年目標】
  • PETボトルにおけるリサイクル原料及び植物由来原料の使用割合100%
2024年実績 単純焼却と埋立:65%削減

プラスチックに関する取り組み

大塚グループ プラスチックステートメント

世界規模で深刻な課題となっているプラスチック資源循環や海洋プラスチックごみ問題は、喫緊に取り組むべき命題だと考えており、大塚グループでは2020年に「大塚グループ プラスチックステートメント」を制定しました。

廃プラスチック*2の排出抑制と再資源化

大塚グループは、プラスチックを含め、ゼロウェイスト*3を目指しており、2030年単純焼却・埋立の2019年比50%削減(約9,000トン相当)*4を目標としています。
大塚製薬は、PETボトルを含む廃プラスチックについてマテリアルリサイクルや熱回収*5による再資源化をグローバルに促進し、単純焼却・埋立量の削減を進めていきます。

  1. *2産業廃棄物
  2. *3単純焼却・埋立ともにゼロ
  3. *4廃プラスチックの詳細データについては「環境パフォーマンス」参照
  4. *5発電・熱利用、メタン発酵、燃料利用、燃料化(固形燃料RPFなど)といった処理の総称

PTP包装廃材の再資源化

2024年5月からは、大塚製薬と大鵬薬品工業が連携し、医療用医薬品製造の包装工程で発生するPTP包装廃材の再資源化(マテリアルリサイクル)を開始しました。錠剤やカプセル剤の包装に使用されるPTPシートをプラスチックとアルミ箔に分離する技術を活用することで、それまで焼却処分されていた年間約55トンの廃材が再利用されます。

プラスチックアメニティの使用削減

大塚比叡山荘では、利用者へ持参をお願いし、歯ブラシやヘアブラシなどのプラスチックアメニティの使用削減に取り組んでおり、この活動は他保養所にも広がっています。 また、食べ残しの削減啓発なども含めた環境活動全体が評価を受け、保養所として全国で初めて「エコマークホテル認定」を取得しました。

アスクル資源循環プラットフォームへの参加

アスクル資源循環プラットフォーム(クリアホルダー)に参加、提供した使用済みのクリアホルダーは再資源化・再製品化し、販売されます。大塚製薬は2021年から参加しており、毎年およそ2~3トンのクリアホルダーをリサイクルしています。(リサイクル率:99%以上)

容器包装の使用への取り組み

PETボトル「ボトルtoボトル*6」水平リサイクルを推進

大塚製薬では、使用済みボトルを再び PETボトルへ再生する「ボトルtoボトル*6」水平リサイクルを推進しており、リサイクルPET樹脂*7を100%利用したペットボトル容器の全国展開を2026年1月より開始しています。

これにより、当社の ペットボトル飲料製品の9割以上(本数ベース)が、リサイクルPET樹脂100%利用のペットボトル容器となります*8。また、これらの取り組みにより温室効果ガス(GHG)排出量は約5,300トンが削減される見込み*9です。

リサイクルPET樹脂100%利用ペットボトル容器を用いた飲料製品

リサイクルPET樹脂100%利用ペットボトル容器 対象製品

ポカリスエット ペットボトル 250ml、300ml*、500ml*、900ml
ポカリスエット イオンウォーター ペットボトル 250ml、300ml*、500ml*、900ml
ボディメンテ ドリンク ペットボトル 500ml
アミノバリュー4000 ペットボトル 500ml
エネルゲン ペットボトル 500ml
  • *ラベルレスボトル含む

上記300mlおよび500ml製品は、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」で定められた「プラスチック使用製品設計指針」に則った認定プラスチック製品として認定されています。

  1. *6ペットボトルをリサイクルして再びペットボトルとして使用する理想的な循環型リサイクルシステム
  2. *7マテリアルリサイクル(使用済みペットボトルを選別・粉砕・洗浄などの処理を行い、PET樹脂を再利用するリサイクル手法)により再生されたPET樹脂
  3. *82026年生産計画に基づく試算
  4. *92026年1月現在

地域や団体との連携

回収された使用済みペットボトルを再びペットボトルの原料として利用する「ボトルtoボトル」水平リサイクルの推進に向け、大塚グループ発祥の地である徳島県をはじめとする30以上の自治体*10と資源循環協定を締結したほか、東京マラソン、東京2025世界陸上競技選手権大会や音楽イベントのフジロックフェスティバルなどの大規模イベントでの啓発活動や使用済みペットボトルの回収・リサイクルを行うなど、地域および団体と連携した「ボトルtoボトル」を推進しています。

  1. *102026年2月現在

2025年2月には当社袋井工場が所在する静岡県袋井市、3月には当社佐賀工場と鳥栖市・神埼市・吉野ヶ里町・上峰町・みやき町の2市3町で設立された佐賀県東部環境施設組合と協定を締結し「地産地消型ペットボトルリサイクル」の推進に関する協定を締結しました。

また、「東京2025世界陸上競技選手権大会」において、大会期間中に会場で使用されたPETボトルを回収し新たなPETボトルに再生する「ボトルtoボトル」水平リサイクルの推進や、選手用オリジナルボトルやボランティアへのポカリスエット スクイズボトル 1Lの提供を通じてマイボトル・スクイズボトルの活用を促進しました。

PETボトル 認定プラスチック使用製品としての認定

「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」で定められた「プラスチック使用製品設計指針」(プラスチック使用量の削減や部品の再使用、再生プラスチックの利用等)に則った設計であることの要件*11をクリアしている大塚製薬のPETボトル飲料製品(300mlおよび500ml)は、化石由来資源の使用量削減や製品のライフサイクル全体を通じた環境負荷低減を可能にする認定プラスチック使用製品として本制度の認定を受けています。

業界団体とともに、PETボトルリサイクルのための啓発動画を公開

大塚製薬が所属する、一般社団法人全国清涼飲料連合会は、PETボトルリサイクルのための啓発動画を作成・公開しました。今後も環境に対する理解の促進を業界とともに進めて参ります。

軽量化や再利用モデル容器の開発

大塚製薬では、ポカリスエットをはじめとするニュートラシューティカルズ関連事業製品で、環境負荷低減のための軽量PETボトル容器、製造方法を業界に先駆けて開発するなどし、その後もラベルレスボトルの販売や、キャップの軽量化、容器包装材料の使用量削減などの技術開発を進めています。

また、再利用モデルに適した強度や品質基準をクリアする容器を開発し、2022年7月から「ポカリスエット リターナブル瓶250ml」を展開しています。

医療用医薬品においても包装材の薄肉化、個装箱の小型化、紙製容器の再生紙利用など、環境に配慮した包装資材の開発と導入に努め、プラスチック容器についても植物由来原料のバイオマスプラスチックを採用した製品の展開を開始しています。

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