大塚製薬は、
グローバルな
共成長者である

「世界の人々の健康に貢献する」――。その理念を掲げた大塚製薬の海外進出は、1973年にタイから始まりました。各地域の特性に合わせた健康的なライフスタイルを提案すべく、まずはアジア地域にベクトルを向け事業を開始し、その後欧米へ進出。医薬品、医療機器、ニュートラシューティカルズ関連事業製品を世界各国で展開しています。

各地域の特性に合わせた健康的なライフスタイルを提案

文化や慣習によって異なり、時代によっても変化する各国・地域の社会課題の解決を目指して、地域に根差した取り組みを行っています。また経営においても現地の人たちと一緒に活動することでグローバルな事業展開を推進しています。例えばインドネシアでは、文化に合わせた地道な活動により、ポカリスエットは水分・電解質を補給する飲料として浸透。2つの工場でポカリスエットを製造し、近隣諸国への輸出を行っています。ポカリスエットは、今では海外売上比率が50%を越え、近年、米国をはじめ新たな地域での展開を拡大しています。

  • インドネシアでは市民ランナーを対象に2014年よりランニングイベント「ポカリスエットラン」を実施。運動促進と運動時の水分・電解質補給の啓発を行っています。

ボーダレスな水平協業型パートナーシップを通じた相互成長

製薬業界では世界を見すえた展開が不可欠であり、大塚製薬も国内外を問わず、M&Aや多くのパートナーとのアライアンスを推進しています。医療関連事業の海外展開において大きなマイルストーンとなったのは、1999年の米ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(BMS)との米国における「エビリファイ(一般名:アリピプラゾール)」の共同開発・商業化に関わる提携です。「エビリファイ」の事業を通じて大塚製薬はグローバル企業へと躍進しましたが、大塚製薬が何より大切にしていたのは、互いをパートナーとして尊重しながら、闊達な意見や独自の考えを対等にぶつけ合うことによってイノベーションを創出することでした。大塚製薬はいかなるM&Aやアライアンスにおいても上下関係が明確である「垂直統合型」ではなく、互いを尊重する「水平協業型」のパートナーシップを重んじ、信頼関係に基づく協業を通じて共に成長することで、世界の人々の健康に貢献する革新的な製品やソリューションの創造に取り組んでいきます。

大塚製薬の主な関係会社

PHARMAVITE
ファーマバイト(本社:アメリカ)

米国の薬剤師が最も薦めるサプリメントNo.1ブランド「ネイチャーメイド」の製造販売会社。1989年、大塚製薬の傘下に加わりました。大塚製薬が開発した「エクエル」の米国での展開を担うなど、女性の健康分野にも注力しています。2021年には女性の泌尿器系健康分野に強みを持つユコラ社、2023年には女性向け健康食品などを展開するボナファイドヘルス社を仲間に迎え、女性の健康ニーズを長期的かつ持続的にサポートします。

Daiya
デイヤフーズ(本社:カナダ)

プラントベース食品を開発・製造販売する会社として、2008年に設立。植物由来の原料から作られるチーズ代替品やドレッシング、デザートなど高品質で独創的な製品を開発し、北米で販売しています。

nutrition & santé
ニュートリション エ サンテ(本社:フランス)

Nutrition(栄養)とSanté(健康)を社名とする、1972年に設立された欧州の健康食品のパイオニア企業。
よりよい栄養製品の提供を通じて人々の健康に貢献することを目指しています。

astex™ pharmaceuticals
アステックス(本社:イギリス)

英国ケンブリッジにルーツを持つバイオベンチャー企業。がんや神経変性疾患を対象にした、低分子化合物のフラグメント創薬を実施しています。さらに、クライオ電子顕微鏡を用いたタンパク質立体構造解析に基づくドラッグデザインに加え、量子コンピューターを活用したターゲット解析やメカニズム解析により、革新的な医薬品創出に取り組んでいます。

Visterra
ビステラ(本社:アメリカ)

抗体・バイオロジクスに強みを持ち、治療満足度が低い免疫関連疾患や腎領域での研究開発に取り組んでいます。独自技術により、困難とされていた多くの生体物質に対する抗体医薬品の開発しています。大塚製薬のオープンイノベーション戦略の一環として、ボストン周辺の大学や病院などと協業を進めています。

jnana Therapeutics
ジュナナセラピューティクス(本社:アメリカ)

2024年に大塚製薬傘下に加わったバイオテクノロジー企業。独自のRAPID創薬プラットフォームを用いて、従来のスクリーニング系では困難だった自己免疫疾患領域や希少疾患の医薬品開発に取り組んでいます。

  • 2024年7月、ファーマシー・タイムズ誌のOTCガイドで第1位の薬剤師推薦
    対象商品:レタービタミンブランド、コエンザイムQ10、糖尿病マルチビタミン、亜麻仁油、ハーブ、オメガ3/フィッシュオイル、ムードヘルス、コレステロールマネジメント、スリープエイド

「⼀⼈ひとりの可能性に向き合う
トータルヘルスケアカンパニー」の4本柱

⼤塚製薬が⽬指すのは、世界の⼈々の健康への貢献です。
それは社会を構成している⼀⼈ひとりの抱える健康課題やニーズを解決するのみならず、その⼈の持つ可能性が最⼤限発揮されるようサポートしていくということでもあります。
⼤塚製薬は、これからも科学的根拠に基づいた⾰新的製品やサービスの提供を続け、様々なパートナーとともに⼈々の⾝体的・精神的・社会的健康の実現を推進します。
そのために私たちが在るべき姿を、4つの柱で表現しています。

開拓者

独創的な発想でユニークな
製品を世に生み出し、
新たな市場を創出

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型破りな科学者

常識を打ち破る新薬の開発と、
科学的根拠に基づく
製品を展開

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伴走者

一人ひとりの身体だけでなく、
精神的、社会的な健康をも
サポート

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グローバルな共成長者

パートナーを尊重し、
水平協業を目指す
グローバルカンパニー

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