大塚製薬株式会社
企業
2010年1月26日
大塚製薬と扶桑薬品工業
がん治療用ワクチン「OTS102」の製造販売に関する契約締結
1月26日
大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎)は、扶桑薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:戸田幹雄)と、新生血管阻害作用を期待したがん治療用ワクチン「OTS102」の日本における製造販売に関する契約を1月26日に締結しました。
今回の契約により、大塚製薬は、オンコセラピー・サイエンス株式会社(以下、OTS社)が日本におけるがん治療用ワクチン「OTS102」の独占的な製造・販売権を供与している扶桑薬品工業から製造・販売サブライセンスを受けます。上市後は大塚製薬と扶桑薬品工業が各々のブランド名で販売し、製造は大塚製薬が行います。がん治療用ワクチン「OTS102」の開発は、OTS社が引き続き行い、大塚製薬と扶桑薬品工業は、開発費用を負担します。
今回の契約に伴い、大塚製薬は、扶桑薬品工業に契約締結に伴う一時金、マイルストーンおよび上市後のロイヤリティーを支払うことになります。
大塚製薬は、2008年1月にOTS社より「OTS11101」を含む膵臓がんを対象とした治療用ペプチドワクチンの独占的な開発・製造・販売権を取得しており、今回の契約によりがん治療用ワクチン「OTS102」の日本における製造・販売権が加わります。 今後、当社は、新規のがん治療として期待されるがんペプチドワクチンの研究開発を日本のみならず国際的に取り組み、新たながん治療の選択肢を提供できるよう積極的に努めてまいります。
大塚製薬は 'Otsuka-people creating new products for better health worldwide' の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。
会社概要
オンコセラピー・サイエンス株式会社 (OncoTherapy Science, Inc.)
設立 | 2001年4月6日 |
---|---|
代表者 | 代表取締役社長 冨田憲介(とみた けんすけ) |
本社所在地 | 〒213-0012 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 かながわサイエンスパークR&D D棟11階 |
事業内容 | 遺伝子および遺伝子産物、遺伝子および遺伝子産物が関与する疾患の研究、その治療法の開発ならびにその成果の販売 |
扶桑薬品工業株式会社(Fuso Pharmaceutical Industries, Ltd.)
設立 | 1937年3月25日 |
---|---|
資本金 | 107億58百万円 |
代表者 | 代表取締役社長 戸田幹雄 (とだ みきお) |
本社所在地 | 〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町1丁目7番10号 |
従業員数 | 1,358名(2009年3月31日) |
事業内容 | 人工腎臓用透析剤(全国透析患者28万人の約60%へ供給)ほか 血液体液用薬を主力とする医療用医薬品メーカー |
大塚製薬株式会社 (Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd.)
設立 | 1964年8月10日 |
---|---|
資本金 | 200億円 |
代表者 | 代表取締役社長 岩本 太郎(いわもと たろう) |
本社所在地 | 〒101-8535 東京都千代田区神田司町2丁目9番地 |
従業員数 | 5,592名 (2009年3月31日現在) |
事業内容 | 医薬品・臨床検査・医療機器・食料品・化粧品の製造、製造販売、販売、輸出並びに輸入 |
企業情報関連の最新ニュース