ノーマライゼーション

インタビュー

違うことが当たり前
個々が活躍できる環境の実現

人事部

スポーツがきっかけで大塚製薬に入社

現在は人事部で人事情報データの入力や各種手続きなど社員が働くうえで仕事をしやすい環境づくりを行っています。小学生時代は少年サッカー、中学からは卓球を続けており、小さい頃から当たり前のように大塚製薬の製品に囲まれていました。大学では経営工学を勉強していましたが、スポーツを通して栄養や身体づくりに興味を持つようになりました。栄養士やトレーナーの方々から話を聞いたり、本で勉強したりするなかで、そういった製品を持つ会社で働きたいと思い、入社しました。

聴覚障がいがあるということ

私は生まれつき先天的な聴覚障害で、補聴器をつけたら音は聞こえますが、それでも音の大小と高低しか分かりません。入社にあたり最初は、自分の障がいのことを理解してもらえるのか、コミュニケーションをしっかりとれるかといった不安はありましたが、実際働いてみると周りは優しい人ばかりで、とても働きやすい環境でした。
大塚の働き方は幅広いと思います。耳が聞こえないことでサポートを必要とする場面はでてきますが、みなさん自然体でサポートしてくれますし、近年はトランスクリプトの機能が充実し、話す内容がそのまま文字になるなど活用できるツールが増えました。初めて会う人にはメモなどで「こうしてコミュニケーションをとります」と簡潔に伝えるようにしています。あとは人の会話が耳に入らない分情報が入らないので、身近な人に聞くように心がけていて、自分から積極的に情報を取りに行くようにしています。

人はそれぞれ違う

日々、私が大切にしているのは、全てを理解してくれると「期待をしないこと」です。
期待のハードルを下げることを心がけることで、プラス面に色々と気づいたり、感謝の気持ちも持つことができたりと気持ちも楽になったり、ポジティブな感情をひろげることができると思います。
環境、価値観、性別、障がいなど、みな違いはさまざまだと思います。耳が聞こえない人にしかわからないことなど、人にはそれぞれ本人しかわからないことがたくさんあります。そもそも人は千差万別であり、まったく同じという人はいません。相手のことを考え、こういう場合は自分がどのように工夫すればいいか、働きかければいいかといったことを意識しながら行動することで、お互いが気持ちよく過ごせると考えています。

今後の目標

仕事での目標は、まずは現在改善に取り組んでいる業務を整えることです。コミュニケーションをしっかりとり、各担当者や働いている社員の立場に寄り添ったものにしたいと思っています。また大学で学んだことを活かせる仕事にも興味を持っています。
仕事以外では、今も卓球を続けており、聴覚障がい者のオリンピックともいわれるデフリンピック出場に向けて練習に取り組んでいるので、代表に選ばれるよう頑張りたいです。