ノーマライゼーション

インタビュー

自分らしく働くことができ、
能力を高められる環境

法務部

入社を決めた理由

大塚製薬に出会ったことは私の人生の中での大きな出来事の一つでした。
高校3年生のときに病気にかかって以降、車椅子での生活となりました。病気の後遺症もあり、就職活動をする際も非常に不安を抱えていました。
就職イベントで様々なブースに立ち寄った際、採用担当者とお話をさせていただいたのですが、特に印象深かったのが大塚製薬でした。
必要な配慮についてもちろん聞かれるのですが、それだけではなく、「得意なこと」や「これから何をしていきたいのか」といったことについて話ができたことが、嬉しくなりました。
ただ就職することを目的とするのではなく、「自分に何ができるのか」を改めて考えるきっかけになりました。今まで気づけていなかった能力を含めて伸ばしていける環境に身をおきたいと思いました。

心に刻んでいること

病気をして以降、自分自身に起こった大きな変化から、焦りや不安など現実を受け止めることが非常に難しかったです。ただ、進むしかないという思いのもとで、やるべきことを洗い出し、こつこつとやってきました。でもこれは私一人で病気と闘って、今こうして社会の中で生活をしているというわけではなく、皆さんから評価していただけるほどに立ち直れたのは、伴走し、支えてくれた家族がいたからだと思っています。そして「急がなくてもいい」という言葉に非常に救われました。

働くうえで重要視していたこと

もともと好奇心旺盛で、子どものころは漠然と色々な人と関わる仕事をしてみたいと考えていました。仕事を始めるにあたって、毎日の通勤が可能か、持続して働ける環境かということに加え、可能であれば大学で学んでいた法律関係の仕事をしたいと思っていました。
就職する前は、車椅子で通勤することの大変さを十分にわかっていませんでしたが、仕事を始めるにあたり活用できる制度や、働きやすい環境について会社も一緒に考えてくれたこともあり、「ここで働きたい」という気持ちが強くなりました。
今は時差出勤を活用するとともに、在宅勤務の制度も活用しながら働いています。

自分らしく働ける場所

実際に働き始めて、自分らしく働ける場所だなと思っています。制度や設備面だけでなく、前向きでチャレンジングな気持ちで仕事ができるということも感じています。仕事は難しく、質・量はもちろんのこと、専門性やビジネススキルにおいてもまだまだなのですが、法律に関する視点だけに留まらず、ビジネスの視点も養いながら成長していきたいと考えています。また医療関連事業とニュートラシューティカルズ関連事業があり、その中にも様々な部署があるので、社内にいながらたくさんの経験を積めることがとても新鮮です。

また、目標達成においてもそうですが、働く上で社風は重要だと思いました。部として、フォローをしたりバックアップするという体制があり、会社としても社員の能力を開発していこうという方針を感じています。それぞれの人が得意なこと、個人がどのように成長・発展していきたいのかを考えていて、私自身、専門性の高い法律資格をとっていくなどをし、目標としている人たちに近づき、貢献できるような人材に成長したいと思っています。
また「あの件ありがとうね」と御礼を言ってもらえたときはとても嬉しく、そういったやりがいを感じられる時を増やしていきたいです。