健康・疾患啓発活動

ライフパフォーマンスを発揮する!
ウェルビーイングのためのトータルコンディショニング

生涯にわたってライフパフォーマンスを維持・向上させるために、コンディショニングは重要な役割を果たします。カラダ、ココロ、医療や介護など、さまざまな健康に関する専門家のサポートも受けながら、一人ひとりが主体となってコンディショニングを実践していくことが、社会全体のウェルビーイングの向上へとつながります。

ライフパフォーマンスを発揮する!

ウェルビーイングのためのトータルコンディショニングハンドブック*

ライフパフォーマンス発揮のための4つのポイント

本ハンドブックは、「トータルコンディショニング」の考えや実践法等を活かして効率的・効果的なライフパフォーマンス発揮につなげてもらえるよう4つのポイントで章立てしています。

  • *発行:大塚製薬株式会社
    監修/協力:独立行政法人日本スポーツ振興センターハイパフォーマンススポーツセンター
  • ハンドブックは、ID登録いただくと全ページをダウンロードできます。
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    ぜひ、ご登録の上、資料のご活用をお願いいたします。
ハイパフォーマンスを発揮して勝つ!
アスリートためのトータルコンディショニングハンドブック

HPSC*が発刊した「アスリートのためのトータルコンディショニングガイドライン」(書籍)で紹介する学術的・専門的な知見や技術をアスリートやアスリートを支える関係者の皆様に向けてより分かりやすく解説したものです。本ハンドブックも同様に、ハイパフォーマンス発揮のための4つのポイントに沿って章立てをしています。

  • *HPSC:独立行政法人日本スポーツ振興センターが設置・運営するハイパフォーマンススポーツセンター(Japan High Performance Sport Center)の略。
ピックアップ

独立行政法人日本スポーツ振興センターと大塚ホールディングスが取り組む共同プロジェクト『TCRP-NEXT*』は、持続可能な国際競技力向上を目指すコンディショニング研究を実施するとともに、その成果を国際競技力向上(ハイパフォーマンス)のみならず国民のライフパフォーマンス向上へ活用・応用するための普及・啓発活動を進めています。

  • *JSCハイパフォーマンススポーツセンターTotal Conditioning Research Project NEXT
ライフパフォーマンスを発揮する!

ウェルビーイング実現のためのライフパフォーマンス

ウェルビーイングは、世界保健機関(WHO)によって「個人の権利や自己実現が保障され身体的、精神的、社会的に良好な状態」と定義されています。これは、日々の生活において自分の状況に満足し、幸福を実感できる状態を指します。ライフパフォーマンスは、より良いウェルビーイングを実現するために必要なパフォーマンスを意味します。

生涯にわたってライフパフォーマンスを維持・向上させるために、コンディショニングは重要な役割を果たします。カラダ、ココロ、医療や介護など、さまざまな健康に関する専門家のサポートも受けながら、一人ひとりが主体となってコンディショニングを実践していくことが、社会全体のウェルビーイングの向上へとつながります。

コンディショニングとは・・?

コンディショニングは、スポーツの分野でよく使われている言葉です。
アスリートが高いレベルの競技パフォーマンスを発揮するためには、さまざまな要因を整える必要があります。これには、栄養、睡眠、健康状態、メンタル面などが含まれます。この考え方はスポーツに限らず、一般的にも適用され、バランスの良い食事や適度な運動、ストレス対策などがライフパフォーマンスの維持・向上に重要です。

コンディショニングの実践

現状を維持することはもちろん、何歳になっても自立した生活ができるようにコンディショニングに取り組むことが大切です。コンディショニングを実践する場合は、具体的な目標を設定すると取り組むべき内容が明確になります。「筋力を維持する」、「体脂肪を増やさない」、「大事な会議に万全な状態で臨む」、「スポーツ大会で活躍する」、「旅行のために体力をつける」など、日常生活において具体的な目標を立てて、そのためには何を整えていったらよいか考えてみましょう。よりよいウェルビーイングの実現に向けて、コンディショニングを実践しライフパフォーマンスを高めていきましょう。

トータルコンディショニングでの取組み

コンディショニングを効果的に実践するためには、個人の努力だけでなく、身近な人々や医師、栄養士、薬剤師、保健師などの専門家の協力が重要です。これをトータルコンディショニングと呼び、各専門家が他分野の知識を理解し、協力して活動することが求められます。生活者は自分の状態を理解し、必要な情報や専門家にアプローチしながら、自分のためのチームを作ることが大切です。専門家は生活者が自立して考え行動できるよう支援し、トータルコンディショニングによってライフパフォーマンスの向上が期待できます。

セルフコンディショニングに必要な3つの力

自分自身が主体となってコンディショニングに取り組むことをセルフコンディショニングといいます。そのためにも、まずはコンディショニングについての幅広い知識・技術を身につけることが大切です。セルフコンディショニングを実践するためには、自分の状態を知るとともに、体調の変化などに応じた適切なコンディショニングを選択していくことが大切です。セルフコンディショニングには、「自己調整力」、「適応力」、「耐久力・回復力」という3つの力を備えることが理想的です。