大塚製薬株式会社

企業
2006年4月3日

体のしくみと健康について考える
「OTSUKA 新漫画ヘルシー文庫」
第5巻『薬の未来とわたしたち編』発刊
全国の中学校に寄贈

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:樋口達夫、TEL:03-3292-0021)は、"薬" について漫画でわかりやすく楽しめる「OTSUKA 新漫画ヘルシー文庫」第5巻『薬の未来とわたしたち編』を2006年3月発刊し、全国の公・私立中学校(約11,000校)、海外の日本人学校(約280 校)などに寄贈します。(監修:日本医師会・日本学校保健会、推薦:日本小児科医会)
『薬の未来とわたしたち編』では、薬とはそもそもどのようなものなのか、一般の食品との違い、その役割や上手な利用法などについて、また、どのようにして発見され、どのように進歩し、将来、どのような姿となって私たちの健康に役立つのかということを、中学生の皆さんに漫画で楽しみながら考えてもらうことができます。さらに、薬の歴史に大きな足跡を残した偉人たちの紹介も交え、未来の薬について考えることで、身近にある薬の存在を改めて考え、いろいろな角度から理解を深めてもらうことを狙いにしています。
また、薬がその効果を正しく発揮するためには、患者さんの症状や病態を的確に判断する医師、そして薬の専門家である薬剤師などの存在が重要であることについても理解いただけます。
構成は、東京大学大学院教授 澤田康文氏をはじめとする3名の専門家の方々にお願いしました。漫画は、やなせたかし氏、ちばてつや氏、赤塚不二夫氏など著名漫画家11名の方々に一項ずつ執筆していただきました。漫画の台詞(せりふ)等を英語でも併記しましたので、生きた英語に触れることもできます。

「OTSUKA 新漫画ヘルシー文庫」第5巻『薬の未来とわたしたち編』発刊に際し、構成委員及び漫画家の先生方から次のようなメッセージが寄せられています。

(構成委員)東京大学大学院教授・情報学環/薬学系研究科 澤田康文氏

「タンパク質の基本構造とその機能などの解明が進むことによって、子どもたちが大人になるころには、より多くの優れた薬が開発されているはずです。ヘルシー文庫で薬を正しく服用することの大切さをよく学んで、薬の恩恵を、きちんと受けられる大人になって欲しいと思います。」

(漫画家)秋竜山氏

「テレビはどうして映るのか? 冷蔵庫はなぜ冷えるのか? 日ごろ当たり前に思っていることも、考えてみると不思議がいっぱい。薬も同じです。薬を飲むと、なぜ痛みが治ったりするんだろう? そんな不思議を、この新漫画ヘルシー文庫を読んで解決してください。」

大塚製薬は、平成元年より平成12年まで、小学校中高学年の子供たちに体のしくみや健康について楽しみながら興味を持ってもらう目的で、「OTSUKA 漫画ヘルシー文庫(全12巻)」を毎年1巻ずつ刊行し、全国の公・私立小学校(約25,000校)などに寄贈してまいりました。学校では、保健室や図書室、教室に置かれ、子どもたちだけでなく先生方にも広くご活用いただいています。
そして平成13年度より新たなステップとして、同じく成長期にある中学生を対象に、「OTSUKA 新漫画ヘルシー文庫」第1巻『食と栄養編』を発刊、同14年第2巻『発見!からだの不思議編』、同15年第3巻『体のことを知ろう編』、同16年第4巻『細菌・ウイルスとわたしたち』を刊行しました。
いずれの巻も中学校の保健室や図書室に置かれ、子供たちが自由に閲覧するほか、授業の教材などにも広くご利用いただき、"わかりやすい" "おもしろい" "楽しい" "健康に関心が高まる" との声をいただいています。

子どもたちが健康について関心を持ち、理解を深めていただくために、「OTSUKA 新漫画ヘルシー文庫」第5巻『薬の未来とわたしたち編』がお役に立てればと考えています。